最も求められていることが、最も苦手
2013年 06月 13日
海の苦手さは、丁寧に作業をすること。
ブログでも、度々、その様子を書いたりしているので、ご存知の方も多いと思いますが、
とにかく残念な感じなことが多くて・・・(>_<)。
でね、何が難しい・・って、そのときに指摘すると、おっこちること。
怒ったからとかじゃなくて、「丁寧にやろうね~。」と言ったり、やり方を教えたりすると、
「なんで、ぼくは気づけなかったのかな~。」
「どうして、出来ないのかな~~。」等など、そんな感じで、暗~くなっておっこちたり、
「もう!なんで言っちゃったんだ!」・・・と怒ったり・・・。
そんな海を、可哀想に感じる時もあれば、そんな海に、イラっとする時もあって・・・。
私のその時の、「心の色」によってなんですけどね・・・。
海は年長さんのときから、毎日、タオルを(今は自分の洋服も)畳んでくれているのですが、
長いこと、毎日しているから、もう完璧なのではなくて、むしろ、適当になってきたりするんです。
でも、毎日、丁寧にやるように、いちいち声をかけられたら、誰だって嫌な気持ちになりますものね。
その上、自閉症の海ならではの難しさがあるから、どう、声をかけるか、とっても悩みます。
そのとき、ハッ!と思いました。
海の今の担任の先生は、整理整頓が大好き!だとお話していたわ~って。
そうだ!
先生にお願いしてみよう・・・。
そう思ったのです。
毎日している自立課題の中に、タオルだけでなく、いろんなことを丁寧に行う課題を、
取り入れていただけないだろうか・・・と。
失敗しても(失敗に非常に弱い海)凹まずにやり直せるようになってほしいし、この先、仕事をするときに、
何事も丁寧に出来るようになってほしいから・・・。
連絡帳に、そのお願いを書いてみましたら、早速、素敵なお返事が!
確かに、今後、中学、高校、就労で求められるようになることは、『正確さ』と『修正に応じられる力』であること
は間違いないということ。
そして、早速、その日に、プリントをきっちり合わせて折ることと、穴あけパンチを真ん中に合わせて開けること
を課題にしてくださったようなのですが、その時の海の様子を見ていて、先生は気づかれたそうです。
・道具を操作する手と、物を押さえる手が、内容によっては、まだ定まっていないということ。
・プリント折りでは、1枚目は、右手で折り目をつけ、左手で補助していたけれど、
2枚目は、その逆になっていたりすること。
さすが整理整頓が大好きな先生です!
整理整頓が苦手な私は、海に教えたりするときは、そういう細やかな見方で見ることはありませんでした。
おっこちないで、やらせることに必死で、作業する手が違うなんて、気づきもしませんでした。
整理整頓だけではなくて、お料理も上手な先生。
(あ、男性の先生ですよ♪)
お料理のことも、是非、色々教えていただきたいとお願いしていたのですが、
そうしたら、丁寧にやることばっかりで、海の顔が曇らないように、料理のことも混ぜながらやっていきますね
・・・と書いて下さったのです。
すごく嬉しかったです。
お願いした課題を取り入れてくださることも、もちろんですが、丁寧にやることばかりで、
海の顔が曇らないように・・・と配慮してくださったこと。
とてもおちやすい海。
本当に悲しくて、苦しい、その表現方法が、おっこちてしまったり、怒りになって現れたりする。
でも、それは、先生のおっしゃる通り、この先のことを思ったら、最も変えていきたいことだな~って。
学校であろうと、職場であろうと、与えられたことを雑にこなされるのは、とても困るし、
直すように言われ、そのたびに、おっこちたり、怒ったりするのも、とても困ります。
つまり、海は、最も求められていることが、最も苦手なんです。
自閉症って、楽しくて、不思議で、笑えることも沢山だけど、
こんなとき、やっぱり苦しいな・・・て実感してしまいます。
でもね、私が落ち込んでも仕方がないから、未来を信じて、助けていただきながら、
海らしさはそのままに、少しでも求められる存在になれるように、私なりに応援し支えていきたいと思います。
イライラしちゃうこともあるお母さんだけど、海、許してね・・・。
読んでいただいて感謝です。
苦手なことを、頑張っている海に、
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とにかく残念な感じなことが多くて・・・(>_<)。
でね、何が難しい・・って、そのときに指摘すると、おっこちること。
怒ったからとかじゃなくて、「丁寧にやろうね~。」と言ったり、やり方を教えたりすると、
「なんで、ぼくは気づけなかったのかな~。」
「どうして、出来ないのかな~~。」等など、そんな感じで、暗~くなっておっこちたり、
「もう!なんで言っちゃったんだ!」・・・と怒ったり・・・。
そんな海を、可哀想に感じる時もあれば、そんな海に、イラっとする時もあって・・・。
私のその時の、「心の色」によってなんですけどね・・・。
海は年長さんのときから、毎日、タオルを(今は自分の洋服も)畳んでくれているのですが、
長いこと、毎日しているから、もう完璧なのではなくて、むしろ、適当になってきたりするんです。
でも、毎日、丁寧にやるように、いちいち声をかけられたら、誰だって嫌な気持ちになりますものね。
その上、自閉症の海ならではの難しさがあるから、どう、声をかけるか、とっても悩みます。
そのとき、ハッ!と思いました。
海の今の担任の先生は、整理整頓が大好き!だとお話していたわ~って。
そうだ!
先生にお願いしてみよう・・・。
そう思ったのです。
毎日している自立課題の中に、タオルだけでなく、いろんなことを丁寧に行う課題を、
取り入れていただけないだろうか・・・と。
失敗しても(失敗に非常に弱い海)凹まずにやり直せるようになってほしいし、この先、仕事をするときに、
何事も丁寧に出来るようになってほしいから・・・。
連絡帳に、そのお願いを書いてみましたら、早速、素敵なお返事が!
確かに、今後、中学、高校、就労で求められるようになることは、『正確さ』と『修正に応じられる力』であること
は間違いないということ。
そして、早速、その日に、プリントをきっちり合わせて折ることと、穴あけパンチを真ん中に合わせて開けること
を課題にしてくださったようなのですが、その時の海の様子を見ていて、先生は気づかれたそうです。
・道具を操作する手と、物を押さえる手が、内容によっては、まだ定まっていないということ。
・プリント折りでは、1枚目は、右手で折り目をつけ、左手で補助していたけれど、
2枚目は、その逆になっていたりすること。
さすが整理整頓が大好きな先生です!
整理整頓が苦手な私は、海に教えたりするときは、そういう細やかな見方で見ることはありませんでした。
おっこちないで、やらせることに必死で、作業する手が違うなんて、気づきもしませんでした。
整理整頓だけではなくて、お料理も上手な先生。
(あ、男性の先生ですよ♪)
お料理のことも、是非、色々教えていただきたいとお願いしていたのですが、
そうしたら、丁寧にやることばっかりで、海の顔が曇らないように、料理のことも混ぜながらやっていきますね
・・・と書いて下さったのです。
すごく嬉しかったです。
お願いした課題を取り入れてくださることも、もちろんですが、丁寧にやることばかりで、
海の顔が曇らないように・・・と配慮してくださったこと。
とてもおちやすい海。
本当に悲しくて、苦しい、その表現方法が、おっこちてしまったり、怒りになって現れたりする。
でも、それは、先生のおっしゃる通り、この先のことを思ったら、最も変えていきたいことだな~って。
学校であろうと、職場であろうと、与えられたことを雑にこなされるのは、とても困るし、
直すように言われ、そのたびに、おっこちたり、怒ったりするのも、とても困ります。
つまり、海は、最も求められていることが、最も苦手なんです。
自閉症って、楽しくて、不思議で、笑えることも沢山だけど、
こんなとき、やっぱり苦しいな・・・て実感してしまいます。
でもね、私が落ち込んでも仕方がないから、未来を信じて、助けていただきながら、
海らしさはそのままに、少しでも求められる存在になれるように、私なりに応援し支えていきたいと思います。
イライラしちゃうこともあるお母さんだけど、海、許してね・・・。
読んでいただいて感謝です。
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by soratoumihouse
| 2013-06-13 01:25
| 海のこと