僕のせい・・。責任・・。ごめんなさい。
2012年 02月 22日
海は、確認しないといられないことが、凄い勢いで増えています。
今朝も、学校に早く着いたのですが、車のシートチェック(海基準の)をして、
ドアを閉めたけれど、ドアの閉め方に納得がいかず、何回か海なりに確認しているのですが、
やっぱり駄目で、苦しそうにパニックになっていました。
クラスのお母さんが、先生に海の様子を伝えてくれたので、先生が外まで
出てきてくださいました。
それでも駄目で、「お母さんは用事があるから、もう車を閉めて行かないと・・。」
と先生が海に伝えてくださったので、私は、不安でいっぱいの海の顔を見ながら、
車に乗り込み、ドアを閉めました。
自分の納得いくようにドアを閉めたかったけれど、どうしても出来なかった海。
だから、私が車のドアを閉めた途端に、「わ~~~~ん」と泣いてしまいました。
納得がいくまで閉めたい気持ちがあるのがわかっているだけに、辛かった。
その海の苦しくて、涙で溢れている悲しい表情を目の前で見て、去っていくのは、
本当に辛くて、胸がぎゅ~~~っと締め付けられて、、、私が苦しいのです。
学校でどうしているだろうかと、家に帰ってきて、すぐ電話をかけてしまおうかと
思いましたが、きっと大丈夫・・・。と信じながら過ごしました。
学校ではかなりひきずっていたようでしたが、給食のころには
だいぶ良くなっていたようでした。(連絡帳で知りました)
でも、家に帰ってくると、「海のせいで、みんなが・・・行けなかった」とか、
「海が悪いから、いけない・・・。」と海なりに、精一杯責任を感じている
様でした。
自分の行動に責任をもつことを学んでいる海。
私も、それが大切だし、それを学ぶ時が来たんだと信じています。
でも、明らかな、自閉症という障害の生きづらさ故の行動の苦しみを
成長とともに、強く抱え、今まではぼんやりと見えていた景色も、
くっきりと見え過ぎて、逆に気になり過ぎてしまっているのだと思います。
私達は、見ないようにしようとすることも出来れば、自然と、見たいもの
だけを見ていて、必要のないものは見ないでいることが出来ます。
でも、もし、それが出来ないとしたら・・・?
パニックになるな~、って思うんです。
今日も、空と海でお風呂に入ったのですが、海がなかなか出てこない。
空にどうしたのか聞くと、「この頃、お風呂のふたを真っ直ぐに、きちんと
広げられないと気が済まないみたい・・・。手伝うよと言っても、それは
自分でしたいみたいで、いい!って断られるんだ~」って言うのです。
お風呂場から、何回もバタン!バタン!とお風呂のふたをやりなおしている音
がしていて、やっと出てきたと思ったら、すぐに私のところに来ていいました。
「お風呂の合わせるの(ふたのこと)まっすぐが出来なかった。まっすぐがいい。
まっすぐに出来た。だから、ごめんね。(遅くなってだと思う)
ごめんね言いたかったの・・・。」
「うん、うん、そうだったの・・・。」と言うと、また苦しそう。
「いいよって言ってほしい。」
「いいよ・・・。」と言うと、ほっとした顔で食事の支度を始めました。
苦しかったね~。一人で頑張ったね。裸でずっと、寒かったよね。
「いいよっ」て言う事くらい、なんてことはないよ。
お風呂のふたも、クッションの位置も、座布団の位置も、ダイニングの椅子の置き方も、
成長したことで、クリアになって、出来る事が増えたけど、苦しみも増えた。
責任をとることは大事だけど、そんなに自分を悪い子だって思わなくていいよ。
とうてい、海のことを知らない人達は理解するのも困難な世界だけど、
悪い子じゃない。
お母さんは知っているよ。誰よりも・・・。
海のせいで迷惑かけてしまうことは沢山あると思うけど、
一緒に謝るから。
お母さんからも、ごめんなさいって。
だから、そんなに「海のせいで・・・」って言わないで。
スケジュール通りに全部進めたら、気持ちがいいかもしれないけど、
将来、時間厳守が大切なことはわかっているけれど、
家では、そんなに苦しまなくていいよと言ってあげたいです。
私も、少し責任をとることに、力を入れすぎていたのかもしれません。
学校で頑張っている分、家は少しでも気の休まる場であってほしいと思います。
今まで、海は学校でも、どちらかと言えば、先生の言うとおりにしよう!
やろう!やらなきゃ!やりたい!と思って頑張ってきた方だと思います。
なかなか、行動に移せないでいるお友達を、多分ですが、責めたりするような
ことはなかったと思います。(責めたりしていたらごめんなさい)
どうして、出来ないのかな~とは思ったかもしれないけれど、
ずっとずっと、待っていた子でした。幼稚部からずっと・・・。
でも、今は自分が出来なくて苦しんでいます。
そんな海だからこそ、自分の苦しみと闘って、自分のせいで遅れたりしたら、
いっぱい責任を感じてしまうのでしょう。
謝ってばかりの生活から解放してあげたいです。
私も、自分で出来ることを考えて、海の未来へ進む足元を照らしてあげたいです。
海が、自分を大好きでいられるように・・・。
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今朝も、学校に早く着いたのですが、車のシートチェック(海基準の)をして、
ドアを閉めたけれど、ドアの閉め方に納得がいかず、何回か海なりに確認しているのですが、
やっぱり駄目で、苦しそうにパニックになっていました。
クラスのお母さんが、先生に海の様子を伝えてくれたので、先生が外まで
出てきてくださいました。
それでも駄目で、「お母さんは用事があるから、もう車を閉めて行かないと・・。」
と先生が海に伝えてくださったので、私は、不安でいっぱいの海の顔を見ながら、
車に乗り込み、ドアを閉めました。
自分の納得いくようにドアを閉めたかったけれど、どうしても出来なかった海。
だから、私が車のドアを閉めた途端に、「わ~~~~ん」と泣いてしまいました。
納得がいくまで閉めたい気持ちがあるのがわかっているだけに、辛かった。
その海の苦しくて、涙で溢れている悲しい表情を目の前で見て、去っていくのは、
本当に辛くて、胸がぎゅ~~~っと締め付けられて、、、私が苦しいのです。
学校でどうしているだろうかと、家に帰ってきて、すぐ電話をかけてしまおうかと
思いましたが、きっと大丈夫・・・。と信じながら過ごしました。
学校ではかなりひきずっていたようでしたが、給食のころには
だいぶ良くなっていたようでした。(連絡帳で知りました)
でも、家に帰ってくると、「海のせいで、みんなが・・・行けなかった」とか、
「海が悪いから、いけない・・・。」と海なりに、精一杯責任を感じている
様でした。
自分の行動に責任をもつことを学んでいる海。
私も、それが大切だし、それを学ぶ時が来たんだと信じています。
でも、明らかな、自閉症という障害の生きづらさ故の行動の苦しみを
成長とともに、強く抱え、今まではぼんやりと見えていた景色も、
くっきりと見え過ぎて、逆に気になり過ぎてしまっているのだと思います。
私達は、見ないようにしようとすることも出来れば、自然と、見たいもの
だけを見ていて、必要のないものは見ないでいることが出来ます。
でも、もし、それが出来ないとしたら・・・?
パニックになるな~、って思うんです。
今日も、空と海でお風呂に入ったのですが、海がなかなか出てこない。
空にどうしたのか聞くと、「この頃、お風呂のふたを真っ直ぐに、きちんと
広げられないと気が済まないみたい・・・。手伝うよと言っても、それは
自分でしたいみたいで、いい!って断られるんだ~」って言うのです。
お風呂場から、何回もバタン!バタン!とお風呂のふたをやりなおしている音
がしていて、やっと出てきたと思ったら、すぐに私のところに来ていいました。
「お風呂の合わせるの(ふたのこと)まっすぐが出来なかった。まっすぐがいい。
まっすぐに出来た。だから、ごめんね。(遅くなってだと思う)
ごめんね言いたかったの・・・。」
「うん、うん、そうだったの・・・。」と言うと、また苦しそう。
「いいよって言ってほしい。」
「いいよ・・・。」と言うと、ほっとした顔で食事の支度を始めました。
苦しかったね~。一人で頑張ったね。裸でずっと、寒かったよね。
「いいよっ」て言う事くらい、なんてことはないよ。
お風呂のふたも、クッションの位置も、座布団の位置も、ダイニングの椅子の置き方も、
成長したことで、クリアになって、出来る事が増えたけど、苦しみも増えた。
責任をとることは大事だけど、そんなに自分を悪い子だって思わなくていいよ。
とうてい、海のことを知らない人達は理解するのも困難な世界だけど、
悪い子じゃない。
お母さんは知っているよ。誰よりも・・・。
海のせいで迷惑かけてしまうことは沢山あると思うけど、
一緒に謝るから。
お母さんからも、ごめんなさいって。
だから、そんなに「海のせいで・・・」って言わないで。
スケジュール通りに全部進めたら、気持ちがいいかもしれないけど、
将来、時間厳守が大切なことはわかっているけれど、
家では、そんなに苦しまなくていいよと言ってあげたいです。
私も、少し責任をとることに、力を入れすぎていたのかもしれません。
学校で頑張っている分、家は少しでも気の休まる場であってほしいと思います。
今まで、海は学校でも、どちらかと言えば、先生の言うとおりにしよう!
やろう!やらなきゃ!やりたい!と思って頑張ってきた方だと思います。
なかなか、行動に移せないでいるお友達を、多分ですが、責めたりするような
ことはなかったと思います。(責めたりしていたらごめんなさい)
どうして、出来ないのかな~とは思ったかもしれないけれど、
ずっとずっと、待っていた子でした。幼稚部からずっと・・・。
でも、今は自分が出来なくて苦しんでいます。
そんな海だからこそ、自分の苦しみと闘って、自分のせいで遅れたりしたら、
いっぱい責任を感じてしまうのでしょう。
謝ってばかりの生活から解放してあげたいです。
私も、自分で出来ることを考えて、海の未来へ進む足元を照らしてあげたいです。
海が、自分を大好きでいられるように・・・。
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by soratoumihouse
| 2012-02-22 00:43
| 海のこと