心がはずむような日も、涙で包まれてしまう日も、やっぱり生かされている大切な一日。


by soratoumihouse

カテゴリ:私の出会った本( 16 )

『天国の特別な子ども』

私のブログで、何度か記事にさせていただいた、今は亡き職場(幼稚園)の先輩の先生。

何でも器用にこなせて、筋が通っていて、一見怖そうな雰囲気だけれど、想いやりに溢れた、

私の大好きな優しい先輩でした。


その先輩の先生は、私が海の障害を受けとめられないでいるときに、

手紙と一緒に、プリントした一つの詩を送ってくれました。


幼稚園の研修でいただいた詩なの・・と教えてくれました。

その詩を読んで、涙が止まらなかったことを憶えています。

紹介します。


『天国の特別な子ども』 作/エドナ マシミラ

(エドナ・マシミラは、米ペンシルバニア州にあるマクガイア・ホーム<障害児療育施設>のシスターです。)


「会議が開かれました。

地球からはるか遠くで


‘‘また次の赤ちゃん誕生の時間ですよ”

天においでになる神さまに向かって 天使たちは言いました。


この子は特別な赤ちゃんで たくさんの愛情が必要でしょう。

この子の成長は とてもゆっくりに見えるかもしれません。


もしかして一人前になれないかもしれません。

だからこの子は下界で会う人々に、 とくに気をつけてもらわなければならないのです。


もしかして この子の思うことは

なかなか分かってもらえないかもしれません。

何をやっても うまくいかないかもしれません。


ですから私たちは この子がどこに生まれるか

注意深く選ばなければならないのです。

この子の生涯が しあわせなものとなるように。


どうぞ神さま この子のためにすばらしい両親を探してあげてください。

神さまのために特別な任務をひきうけてくれるような両親を。


その二人はすぐには気がつかないかもしれません。

彼ら二人が自分たちに求められる特別な役割を。


けれども 天から授けられたこの子によって

ますます強い信仰と豊かな愛を抱くようになることでしょう。


やがて二人は自分たちに与えられた特別の神の思し召しを

さとるようになるでしょう。

神からおくられたこの子によって。


柔和でおだやかなこの尊い授かりものこそ

天から授かった特別な子どもなのです。」


どうしてなのかな・・・。

この先、どうしたらいいのだろう・・・。


なんか自分だけが、誰にもわかってもらえない暗闇の中にいるような気がしていたときだったからこそ、

この詩が、私の心を救ってくれたのです。


まだまだ、特別な役割に気づけずにいることも沢山ある未熟な私です。


でもね、少しずつ、少しずつ、私たちを選んでくれたことに感謝して、

共に頑張っていこう・・・と、この詩のおかげで未来へと心が向けるようになった気がします。


今では、いろんなことがあっても、心が穏やかでいられない日があっても、

それでも、この子は選ばれた私たちのもとへ来てくれたんだ・・・って思うと、

しあわせな生涯をおくれるように、育てていこう・・・と思えます。


親なのに・・親だから・・子どもの心を傷つけてしまうこともあるけれど、

それでも、必要としてくれていることを日々感じられることの幸せは、

親でしかわからない幸せなんだと思います。


このあたたかい詩を御存知の方も沢山いらっしゃると思います。

でも、苦しくなると、ふっと思い出すこの詩を、ブログを読んでくださる方に届けたくて・・・。


読んでいただいて感謝です。
この詩との出逢いをくれた先輩に感謝して。
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by soratoumihouse | 2013-10-08 11:00 | 私の出会った本 | Comments(9)

トルテのピンクケーキ

今、リビングには、海の「フ~~ン!フ~~ン!」という高音の声と共に、往復する足音が響き、

それをアロハが、クッションの上に横たわりながら、またやってるワン!というような目で見ていて、

思わず、海に見られないように、クスッとしてしまいました・・・^^。


さて、さて、今日は、行きたかったのに、なかなか行けてなかった絵本カフェに、お友達と行ってきました。

そうしたら、ご夫婦で絵本を読んで、(奥様が絵本作家さん)全国をまわっていらっしゃるというお二人と、

そのご夫婦のご友人で、紙芝居を読むお仕事をされている方が、偶然、絵本カフェにいらしてて、

紙芝居と絵本を読んでいただいちゃいました♪

ラッキ~♪

そして、今日も絵本を買ってしまいました。

これです↓↓。

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「トルテのピンクケーキ」 やまだ うたこ/作 学研おはなし絵本

まず、大好きなピンクと、可愛い絵に惹かれ、開いたら、またまた可愛い♪


絵本との出逢いは、その日の気分。

心に深~く浸透してくるようなものに惹きつけられるときもあれば、

サラっと楽しめる作品に惹かれるときもあります。


基本的に、食べることが好きで、美味しいお料理や、可愛いいお菓子とかが絵本に描かれていると、

ついつい、手にとってしまいます。

今日は、そんな絵本に惹かれました。


しかも、主人公のトルテはプードル♪

ついつい、アロハに重ねてしまいました・・・。


内容は、とてもシンプルで、子どもにもわかりやすい内容です。


プードルのトルテは、お茶が飲めるお店を開きました。

お店にあるのは、お茶とゼリーだけだから、もっとお菓子があったらいいな・・と思いました。

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そこで、トルテは、お店に来ている動物たちに、どんなお菓子がいいかを聞きました。

そして、ケーキが上手な女の子のところに行き、ケーキを見せてもらうことにしました。

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その女の子は、喜んで、お茶に誘ってくれました。

トルテは、あまりに可愛いケーキを、みんなに見せたいと思い、ケーキを借りることにしました。

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そして、トルテはお店に借りたケーキを持ちかえりました。

トルテは、ケーキをテーブルに置いて、うっとりながめました♪

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トルテは、ケーキを置き、出かけました。

その間に、みんながお店にやってきて、ケーキを発見!

もう、みんな釘づけで、味見だけならいいんじゃない?と、食べ始め、とうとうケーキがなくなってしまいました。


トルテが戻ると、ケーキがなくなっています。

借りてきたケーキなのに・・・と泣きだしてしまいました。

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そして、みんなで、女の子のところに謝りにいくことにしました。

みんな、女の子に、自分の好きな果物や、ジャムや、木の実や、お花を持って・・・。

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そのケーキは、女の子がお友達にあげる大切なケーキでした。

困った女の子は、考えました。

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ケーキを飾るものがなくて困ったけれど、みんなが持ってきたもので、ケーキを飾ればいいんだわ♪って。

そして、みんなで作ったケーキが出来上がりました。

ピンクのクリームがとろっとして、とっても美味しそうなケーキです。

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女の子も喜び、トルテはそのケーキを自分のお店でも出すことに決めました。

そのケーキは、トルテのお店の人気メニューになりました^^。

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というお話です。


そして、最後のページに、『トルテのピンクケーキ』のレシピが載っていました^^。

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なんか、ほっこりする絵と内容に、私の心もほっこり・・。

お友達といろんな絵本を見ては、癒されて、そして、もちろん、お茶もしましたよ♪


今日は、アールグレーティーと、クランベリーのスコーンにしました。

とっても美味しくて、やっぱり癒されカフェだわ・・と実感してしまいました(*^_^*)。

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さらに嬉しいことが♪

一緒に行ったお友達が、紫蘇ジュースを作ってくれて、お裾分けしてくれたんです♪

その美味しいこと!

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この美しいルビー色にも、うっとりして飲んじゃいました。


やっぱり、手作りって、人を幸せにしてくれますね・・・。

雨で、どんよりしていたけど、絵本カフェと美味しい紫蘇ジュースで、心がパッと明るくなりました。


梅雨の時期だからこそ、心を明るく、晴れやかにしたいですね・・・。


読んでいただいて感謝です。
明日で、空の中間テストは終わり。
もう、テスト後に、友達とサッカーを
して遊ぶ約束の話をしていました。
その前にテストですよ~~~(-_-)!!
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by soratoumihouse | 2013-06-12 00:48 | 私の出会った本 | Comments(2)

「心」より「心」

海は、今週いっぱい学校をお休みしました。

お陰様で、だいぶ痛みも和らいできたようです。

まだ、ちょっとだけ出血もあったりするんですけれど・・・。

薬を塗って、ガーゼを当てるのですが、寝てるとくっついてしまって、剥がすのがまた痛いんですよね。

早く、治してあげたいです・・・。


海とのお家生活。

どんなに痛くても、リビングの往復は止められないんだな~と、自閉症らしい海をぼんやり眺めながら、

後から、後から追いかけてくる疲れに捕まって、ソファーで休んだり、不安になる海の確認につきあったり、

海を隔離して、アロハを遊ばせたり、薬を塗っては、励まして、気づけば1週間が過ぎました。

この1週間、お仕事を休ませてくれたスタッフ、替わりに入ってくれた仲間たちに感謝です。


かなり気が張っていたらしく、想像以上に、身体が重くて参りました。

でも、ゴールデンウィークで、皆さんお疲れが溜まっているのは一緒ですものね!

さあ!来週からは、海の学校も始まるし、お仕事にと、色々頑張らなくっちゃ!

ファイト~!私~(笑)!


入院する前、入院中、退院後も、沢山の方にご心配いただき、親子共々励まされ、

疲れた身体に、人の愛があたたかかったです。


退院の日に、海にスヌーピーグッズをくれた友人が、私にも贈りものをしてくれたの。

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退院した日は、何だかバタバタで、ゆっくり読めなかったんだけど、この1週間、

少しでもリラックスして、疲れをとりたい私は、ハーブティーと彼女からいただいた本をゆっくり味わいました。


『紗戀』 永田 紗戀(ながた されん) /書  高陵社書店です。

まず、「詩」を書いて、そこからイメージする「書」を書くという二部構成で仕上がっている、

女性らしい、女性ならではの感性が溢れる作品ばかりです。


一つ紹介します。

『心の花、咲いた』 永田 紗戀

「この純粋な心に

わたしは、どんな花を咲かせてあげられるのだろう


私もこんなに、きれいな

きれいな、心だったのだろう


泣きたい時に 泣けて

嬉しいときに 喜んで

なんでそんなことが できなくなったのだろう


透明な、純粋な、小さな花が

私の目の前で笑ってる


私もきっと、そんな花だった」


そして、この詩の横には、彼女のやわらかい色と優しいタッチで描かれる書が。

『心』 Heartです。

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見えない「心」が、まるで見えるみたいでしょう!?

心の中に咲く花たち、そして、「心」という漢字の、左側の点は、私には「魂」のように感じました。

墨で書かれた『書』の部分は、ほんの少しなんだけれど、筆の流れもまるで生きているみたい。

そして、全部を見た時に、『心』より『心』だな~って。


詩もとっても素敵。

きっと彼女の娘さんを想って、書かれたのかしら・・と読みながら思いました。

私もそう!泣きたい時に泣き、嬉しいときに、思いきり喜んで・・・。

子どもの頃は、それが当たり前だった。


でも、大人になって、守るべきものがいっぱいになって、傷つきながらも生きていくことに精一杯で、

そんな傷の痛みを、何とか自分で治そうと頑張ったり、泣きたいのに笑ったり・・・。


それが大人になっていくことなのかな・・・。

小さな頃は、当たり前に出来ていた事だけど、意識して、素直な自分でありたいと願う。

あの頃のような純粋な心を忘れないようにって願う。

当たり前ではなくなった今も、じゃあ、いいや・・とは思わない。

小さな子がそうするように、悲しみを悲しみとして受けとめ、嬉しいときに喜べる人でありたい。

喜びも悲しみも、受けとめながら、心に花を咲かせることができるように、歳を重ねていきたいな・・。


紗戀さんのように、人それぞれにもつ感性が、こんなに素晴らしい作品になって、人の心を癒してくれる。

感謝だな~って思ったとき、彼女の作品に、『感謝』という書があり、これもまた、

感謝の想いが溢れていて、とても癒されました。


本の中の『感謝』の作品。

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友人が、ハガキもプレゼントしてくれて、そのハガキバージョンの『感謝』。

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どちらも幸せな気持ちになります(*^_^*)。


私を気遣ってくれた大切な友達の優しさ、そして、贈りものからいただく幸せや癒し、

こうして、人の優しさは、どんどん広がって、また誰かの心を幸せにしてくれる。

いいですね~。幸せの花が次々咲いていくみたいで・・(*^_^*)。

気づいたら、一面、幸せの花がい~~っぱい!


なかなか日常は、そんな平穏な花畑の中で、両手を広げて寝ころぶことが出来ないけど、

そんな幸せを願うこと。

きっと、それが大事なんですよね^^。


お友達のおかげで、ブログでも紹介出来て、感謝です。

Uちゃん、ありがとうね~♪


トイプードルではなく、プードル疑惑がかかっている(笑)、我が家のアロハ。

信じられない勢いで大きくなっています(笑)。

ちょっと、ごはんをあげすぎていた様で、少し、量を調整することにしました(^_^;)。


でも、海は、こんなに可愛くアロハの絵を描いて、アロハに見せてあげていました。

ク~ンと言って、甘えているところなんですって!

たまたま、お座りしながら絵を見ていたアロハが、可愛かったです♪

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アロハ、良かったね♪

読んでいただいて感謝です。
海が、薬を塗っていたとき、言いました。
「薬は、何の仲間?」
ん(^_^;)????
「薬は糊の仲間?はさみの仲間?」
軟膏が糊みたいにみえたんでしょうね(笑)。
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by soratoumihouse | 2013-05-10 23:02 | 私の出会った本 | Comments(6)

「喜びの泉」

昨日の記事は、短くて、重い内容だったので、心配をかけてしまいました。

ごめんなさい。

コメントやメールに励まされ、勇気をいただいて、感謝の気持ちでいっぱいです。

ありがとうございました。


週末に行った絵本カフェ。

迷って決めた1冊は、これです。

『喜びの泉 ~ターシャ・テューダーと言葉の花束~』 ターシャ・テューダー/絵 メディアファクトリー/出版

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シェークスピア、ワーズワース、エマーソン、ソローなど、作家や詩人の言葉に、

絵本作家のターシャ・テューダーの美しい絵を組み合わせた作品です。


この絵本に出逢うまでは、違うのを選んでいたのですが、たまたま上を見上げたら、

この絵本が窓の上に飾ってあって、見せてもらったら、心に響いてしまって、

購入してもいいものなのか伺ったら、大丈夫ということだったので、この絵本を選びました。


この絵本は、物語ではなくて、言葉と絵で喜びを表現した作品です。

ですので、いわゆる絵本とは少し違い、大人向けの詩集のような絵本です。


せっかくなので、少し紹介します。


「私たちはそれぞれの心のうちに、ひっそりと孤独の場所をもっているのだわ。

果てることのない悲しみや、秘密のしあわせを手に入れておく場所を。

(サラ・オーン・ジュエット)」

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「愛は、雨上がりの太陽のようにあたたかい。(ウィリアム・シェークスピア)」

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「わが身をさいてこそ、ほんとうの贈りものといえる。(ラルフ・ウォルドー・エマーソン)」

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「もし仲間と歩調の合わない人がいたら、その人の耳には、きっと違う太鼓の音が聞こえているのだ。

どんなにかすかであれ、どんなに遠くであれ、自分の耳に聞こえる音色に従えばよいのだ。

(ヘンリー・D・ソロー)」

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「しばし羽を休めた枝が 細すぎて折れるかと思えても

それを感じながら いざとなれば飛べばよいと

気楽に歌い続ける 鳥のようであれ

(ピクトル・ユゴー)」

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ターシャの水彩画が、あたたかい愛で、言葉を包み込んでいるかのような、そんな印象を受けました。


絵本との出逢い。

それは、人生を豊かにしてくれる、幸せのエッセンス。


絵を絵だけで、言葉を言葉だけで、捉えるのではなくて、

絵から「メッセージ」を受けとり、ことばから「絵」をイメージする。


それが、絵本の素敵なところ・・・と、私は感じています。


次は、どの絵本が、我が家にやってくるかな・・・♪

出逢いを楽しみに・・・。


読んでいただいて感謝です。
お風呂場で、空が海に話しかける声。
「海の○○○○(大切なところ)は、
俺が洗ってあげるからね!」
そしたら海が、「すまんのう~。」と
言ってるのが聞こえ、吹き出してしまいました。
どこで覚えたんだか・・(笑)。
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おまけ♪
アロハ、日に日に大きくなっています^^。

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by soratoumihouse | 2013-04-17 00:02 | 私の出会った本 | Comments(2)

朝、悲しくても・・・

昨日の朝、天気と同じでどんよりだった私。

前回の記事に書いたように、心と身体を休めて、少しずつ気持ちも回復してきました^^。


昨日、私の心を良い方向へと導いてくれたものは、「絵本」でした。

先日、本屋さんで出逢った絵本。

ひとめぼれして、購入しました(*^_^*)。


「しあわせのスープ」です。

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「くまのがっこう」シリーズでお馴染みの作者です。


まずタイトルに惹かれて、すぐに手に取り、読みました。


「しあわせのスープ」 あいはら ひろゆき/文 あだち なみ/絵


あかうさぎの姉妹、フラニーとメラニーは、森のスープ屋さんです。


姉のフラニーの作るスープは、とても美味しくて、森の仲間達に大人気。

でも妹のメラニーは失敗ばかりで、どうやったらお姉ちゃんみたいな美味しいスープが作れるんだろうと、

メラニーは、落ち込んでしまいます。


元気がないメラニーをみた牛のおばさんが、お昼の時間にお家へ誘ってくれました。

そこでご馳走になったごはんの美味しいこと!

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メラニーは、どうして、こんなに美味しいごはんが作れるのか、牛のおばさんに聞きました。

すると、おばさんは、「大好きな人の喜ぶ顔を思い浮かべながら作ると、とっても美味しくなるんだよ。」と

教えてくれました。


メラニーは、おばさんに、大好きな人が誰かを聞きました。

家の中を見ると、沢山のあかちゃん牛たちが、美味しそうに、ごはんを食べているじゃありませんか!

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メラニーは、大切なことに気づき、おばさんからもらったミルクを抱えて、お家に帰りました。

お家では、フラニーがキッチンでスープ作りの真っ最中。

(このキッチンやお部屋の中のかわいいこと♪)

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そして、メラニーも、「私も作るね!」とはりきります^^。


メラニーは、牛のおばさんから教わったことを、お姉ちゃんに教えてあげました。

すると、フラニーは、メラニーが喜ばせたい人は誰なのかを、聞きます。


そして、メラニーは、「それはね~~。」と言いながら、「ジャ~~ン!」と言って、

フラニーの前に、彼女が大好きな『にんじんとかぼちゃのミルクスープ』を差し出します。

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そのスープを飲んだフラニーは、「こんなに美味しいスープを飲んだことがないわ!」と大喜びします。

そして、そのあとフラニーからもメラニーへと、フルーツのスープを出してくれました。

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「メラニーがしょんぼりしてたから、元気を出してほしいな~と思って作ったんだ~!」と言ってくれました。

メラニーもフラニーのスープを飲んでうっとり。


ふたりは、にっこりです(*^_^*)。

こんな美味しいスープを、自分たちだけが食べるのはもったいないねと、森のみんなをご招待して、

ご馳走してあげました。


みんな美味しくて、大喜び。

「どっちのスープも、心がぽっかぽかになるよ~。」とインコに言われ、フラニーとメラニーは、

またにっこりしました^^。

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ふたりは、今日も、しあわせをみんなに運びます・・・というエンディングの素敵なお話です。


私は、基本的に、絵本も映画も、ハッピーエンドが好き♪

そして、絵本は、シンプルに幸せな気持ちになる絵本が、特に好き。

(もちろん、ドキドキしたり、ワクワクしたりする内容のお話も大好きだけれど^^。)


この絵本も、とてもシンプルな内容なのだけれども、シンプルだからこそ、「相手のことを想って作る」というメッ

セージが、ストレートに心に入ってきて穏やかな優しい気持ちに包まれます。


休んだ後に、この絵本をゆっくり読んで、心が元気になっていくのがわかりました。

そうだ!今日の夜、『にんじんとかぼちゃのミルクスープ』を作ろう!と決めました^^。


にんじんとかぼちゃのスープは、ときどき作りますが、今回は牛乳だけでなく生クリームも入れよう!

シンプルに、にんじん、かぼちゃ、牛乳、生クリーム、バター、塩、こしょう だけ。


久しぶりに空にもお付き合いいただいて(笑)、夕食前に、「しあわせのスープ」の絵本を読み聞かせました。

その後に、「ジャジャ~ン!」と、にんじんとかぼちゃのミルクスープを空と海の前に出すと、

「同じだ~~!!」と大喜び^^。

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テーブルクロスもかけて、レストラン気分でね^^。

(空は、まだまだ、このレベルです(笑))


さすがにスープだけという訳にはいかないので、ピラフも付けたけど・・・^^。

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空も海も、「美味しい~!」と、おかわりしてスープを飲んでくれました。


生クリームが入ったせいだと思うけど(カロリーこわっ!)、本当に美味しくて思わずにっこりしてしまいました。


海が、言いました。

「お母さん、またしあわせスープ作って~♪」

「うん、うん、作る。また作るね^^。」と約束しました。


今日も、夜、海が言いました。

「今日は、しあわせスープある?」

「え~、今日はないの。ごめんね~。」と私が言うと、


「ぼく~、しあわせスープを飲むと、喜ぶの!」と海。

「なにが、喜ぶの?」と聞いてみたら、

胸に手をあてて、「こころ・・・。」と答えた海でした^^。


「しあわせスープ」と海が名付けていたことも、なんだかとっても幸せで・・・。

絵本の題名からとったのだろうけど、そんな風に名付けてもらえると、作った私の心が幸せになります。


昨日は、絵本と同じスープを作ろう!と決めてから、沈んでいた心があたたかくなってきて、

絵本と同じように、子どもたちが喜ぶ姿をイメージして、「おいしくな~れ♪」と作りました。


なんてことない作業なのだけれど、それが心を回復させていくのにとても良かったんですよね。

誰にでも、落ち込んでしまう日があると思います。


でも、そんなときは、ゆっくり休んで・・・。

ゆっくり混ぜながら作るスープみたいに、少しずつ心を回復させて・・・。

美味しいスープになることをイメージするように、心が元気になることをイメージして・・・。


そしたら、ほら!

外は寒くて、薄暗くても、心は明るく元気になれた(*^_^*)。


朝、悲しくても、夜、笑顔で終われたら・・・(*^_^*)。

そんな自分であれるように、心が元気になる方法をみつけていきたいな~って思います♪


読んでいただいて感謝です。
今度から、作ったスープに
名付けてみようかな・・・^^。
「にっこりスープ」とかね♪
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by soratoumihouse | 2013-02-20 00:18 | 私の出会った本 | Comments(6)
しっかりあたたかくして、睡眠もとって、身体を休めたら、復活しました~!!

1時からのお仕事にも行けました^^。


朝、パパが、無理しないで、あったかくしてね・・・と言ってくれました。

空が、お母さん、今日一日頑張って!と言ってくれました。

海が、ずっとひとりごとを言っていたのに、急に言うのをやめて、私のところに来ました。

そして、言いました。

「お母さん、今日は、お仕事?」

「そうなの。今日は、お仕事なんだ~!」


すると、海が、「お母さん、辛いのに、お仕事大丈夫?」って言ってくれたのです。

(え?海、そんなことを言えるようになったの?

さっきまで、ひいてしまうほど、ひとりごとを言い続けていたのに・・・。

すごく、ぴったりな言葉を選んで、ぴったりな状況で言えたね!)

「海、優しいね・・・。ありがとう^^。」とお礼を言いました。


朝から、家族一人ひとりに元気をもらって、力が湧いてきました^^。

ことばの力を、改めて感じました。

そして、感謝しました(*^_^*)。


今日は仕事まで、ゆっくり家でしたいことが一つありました。

それは、絵本を読むことです。


海を学校へ送り、家に戻り、ぽかぽかと陽の射しこむリビングで、大好きなハーブティーを飲みながら、

幸せ時間を過ごすと決めていました^^。


海がお世話になっているヘルパーさんと話しているときに、絵本の話になりました。

そのヘルパーさんが、子どもの頃に大好きだったという、小学館から出ているピクシー絵本。

いや~ん!懐かしい!

私も、そのピクシー絵本が、大好きで集めていた一人です。


多分、昭和世代の方はご存じではないかと思います。


当時、うちの近所の本屋さんの入口近くに、回転する棚にいっぱい並んでいたピクシー絵本。

先日、記事にした、お世話になっていた「じいちゃん」に、いつも本屋さんに行くと買ってもらっていた

絵本です。

当時、一冊60円です。


その小ささと、すぐに読み切れる長さ、楽しいお話が多くて、いつも買ってもらうのを楽しみにしていました。

でも、私は、引っ越しを何回かして、いつかは憶えていないのですが、処分してしまったのだと思います。

なので、もう手元にありません(T_T)。


でも、その中で、いちばん好きだった「あこちゃんの こうもりがさ」。

これだけは、確かとっておいたはずなのですが、見当たらず(>_<)、今度ゆっくり探してみようと思います。


そんな話をしていたら、ヘルパーさんは、沢山とってあるというのです!

そして、今度持ってくるから、貸してあげる^^と。


わ~い!わ~い!とお借りした、ピクシー絵本が、これです!!

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く~~~う!懐かしい~(*^_^*)。

そうそう!これこれ!と、それはそれは幸せな気持ちで、絵本を全部読みました。


「あこちゃんの こうもりがさ」はこれ^^。

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とくに、このページがお気に入り♪

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あこちゃんが、こうもりがさで、色んなことをするのですが、かさを逆さにしてお舟にし、バスケットに

お菓子をつめて、おでかけするこのシーンが、もう、最高にウキウキして、私の頭の中では、

完全にあこちゃんになって、ユ~ラユラでした。


その他にも、貸してもらった本の中で、大好きだったのは、これ!!

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「おにんぎょうの メリーちゃん」は、おままごと大好きな私には、たまらない感じでした。

しかも、このたまらなく可愛いお部屋に、テーブルセッティング、そして可愛い洋服♪

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ピクシー絵本は、こういった外国のお話が多くて、絵もとっても可愛かったんですよね~♪


あ~、とっておけばよかったな~(T_T)。

でも、こうして、またあの頃の幸せを味あわせてくれたヘルパーさんに感謝!感謝!でした^^。


今、思うと、この頃から、可愛いものには目がない私だったんだわ♪と気づいてしまいました^^。

午前中は、ゆっくりと昔に戻って、幸せを感じながら、大好きな絵本の余韻に浸っていました(*^_^*)。


復刻版が出ないかな~と、心から願っている私です^^。


海はというと・・・

大好きなものに囲まれて、こちらも幸せそうでした(笑)^m^。

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読んでいただいて感謝です。
我が家はもうスヌーピーを
一匹飼っている感じです(笑)。
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by soratoumihouse | 2013-02-01 00:09 | 私の出会った本 | Comments(12)
海の寄宿舎生活も残り半分になりました。

ということは、空との静かな生活も残り半分です(笑)。


昨日は、パパが残業で、空と二人で夕食。

海が寄宿舎にいる時間は、空とゆっくりしなさいね・・と神様がくれた贈りものかもしれませんね。


もちろん、空と、学校の話や、部活の話、友達の話もするのですが、

「海、元気にしてるかな・・・」と必ず、話題にあがります。

空が言いました。

「やっぱ、なんと言っても、お風呂が寂しいよ。俺、一人っきりだしさ・・・。」


空は3年生のころから、海と一緒にお風呂に入ってくれていました。

一人で入りたいな・・・そう思っているとばかり、思っていました。

そんな風に感じてくれてるのか・・・と思ったら、何だかすごく嬉しくなって、空の気持ちに感謝しました。


私の好きな絵本に、「あなたって、ほんとに しあわせね!」キャスリン アンホールト/作 があります。

絵のタッチもすごく柔らかくて好きなのですが、弟が生まれてお姉ちゃんになった女の子の気持ちが、

すごくよく伝わってくる絵本です。

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「はじめは、ひとりだけの私で、お母さんとお父さんと私だけだった。そう感じていた一人の女の子。

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ある日、お父さんに、お母さんが、赤ちゃんをうむことを知らされました。

お母さんのおなかの中で、長い時間をかけて大きくなって、女の子は待ちくたびれてしまうほど^^。


いよいよ、お母さんが、赤ちゃんをうむときが来ました。

病院に行ったら、ちっちゃな弟がいた!

お父さんと、お母さんと、弟と私になりました。

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可愛い赤ちゃんをみた人達はみんな、女の子に、「あなたって、ほんとうにしあわせね!」と言っていきます。

でも、女の子は、しあわせと思わないときもありました。

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なぜって、いつも待たされて、赤ちゃんが騒がしくても、誰も怒らなかった。

お母さんは、いい子にしててね、と女の子に頼むけど、女の子は寂しくて悲しかったんですね。

お母さんと一緒にパーティーごっこしてほしかったし、お母さんを困らせることもした。

もう!私も赤ちゃんになりたい!女の子はそう思いました。

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お母さんは、育児にすっかり疲れてしまいました。

そこで、お母さんは、女の子を抱きしめながら、「赤ちゃんに、ご飯を食べさせてくれる大きな女の子が

いたらいいのにな~。」と優しく言います。

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そんな風に、頼まれると、嬉しくなりますよね。

「わたし、出来るわ!」女の子は、そう思いました。


それから、女の子は、自分にも出来るおてつだいが、沢山あるって気づいて、

髪をとかしてあげることも、絵本をみせてあげることも、散歩にいくことも、一緒にお風呂に入ることも、

おやすみのときに抱っこしてあげることも・・・いっぱい、いっぱい弟を可愛がり、手伝ってくれるのです。

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今では、弟は、お姉ちゃんのことが一番好きで、弟といるとき、誰もが言ってくれることばがあるのです。

「このあかちゃんって ほんとうに しあわせね!」って。」

こんな内容のお話です。


今までは、自分だけのパパとママ。

赤ちゃんがうまれることも楽しみだし、おうちに赤ちゃんがきて、自分がお姉ちゃんになったり、

お兄ちゃんになったりすることも、楽しみでしょう。

でも、当たり前に甘えられていたことが、甘えられなくなったり、みんな赤ちゃんに注目して、可愛がる。

そんなとき、お姉ちゃんやお兄ちゃんになった子どもは、年齢に関係なく、きっと、寂しかったり、悲しかったり、

甘えたかったりして、苦しくなるんですよね。


私も見て!僕もみて!・・・って。心は叫んでる。

いっぱい、いっぱい、わがまま言わないようにしたり、我慢したりしながら、からだと心いっぱいで、

頑張っているんですよね。


この絵本を読んでいると、そんな子どもの頑張りに気づくことができて、

また、母親として、気づかされることも沢山あるんです。


お母さんが育児に疲れて、どうしよう・・って考えて、お姉ちゃんを抱きしめながら、お手伝いを

頼むときの雰囲気が、私は、大好きなんです。

女の子の寂しさに気づいて、抱きしめてあげているときの、女の子の嬉しそうな表情が、

読んでいる私を幸せにさせてくれるのです。


空をみていると、この絵本に重なることが沢山あって、うんうん・・と頷いてしまいます。

そして、前回の記事に書かせてもらった女性のことも、思い出しながら、今日、この絵本を

思い出し、手にとって、ゆっくり読みました。


記事に書かせてもらった彼女から、その記事にコメントをいただきました。

泣いてしまいました。

そして、思いました。

「弟さんって、ほんとうに、しあわせね!」・・って。


空がいてくれるから、私は、海を育てていける。

普段は、なかなか、こんなことは言わないけれど、言ってあげたい・・・と思いました。


しあわせな絵本に、今日も癒されました(*^_^*)。


読んでいただいて感謝です。
感謝をする気持ちは、人を
穏やかにしてくれますね。
色々なことに、
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by soratoumihouse | 2012-10-17 12:15 | 私の出会った本 | Comments(6)
「ベンジーのもうふ」 マイラー・ベリー・ブラウン/文 ドロシー・マリノ/絵 あすなろ書房 の絵本も

大好きな絵本の一つです。

最初、この絵本の表紙に出会った時、私だ!と思いました。

(ベンジーは男の子ですが・・・)

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私は小さい頃、母のネグリジェをきれいに畳んで、ロールケーキみたいにクルクル巻いて、

輪ゴムで留めたものを、「にこにこ」というお名前付きで、常に持ち歩いていました。

親戚の中では、有名かも・・・(笑)。

洗濯したばかりのものはダメで、やわらかく、自分の匂いになっていないとイヤ。

それを、口に、フニフニくっつけると、安心が私を包み込むのです。


毎日、いつも一緒にいた「にこにこ」は、もうないけれど、あの触れた感触と、口につけた感触、

母に洗濯を強引にされて(当たり前ですよね。汚いもの!)嫌だったこと、肌触りが硬くて悲しかった、

あの感触も、はっきりと憶えているんです。

とにかく、「にこにこ」は、私の心を落ち着かせる、なくてはならない存在でした。


この絵本の表紙に惹かれて、私は、すぐに立ち読みをしました。

うんうん、うんうん、わかる、わかる・・・そんな想いで、一気に読んで、なんともほっこりした、

懐かしい優しさに、心が癒されたことを思い出します。


もちろん、迷わず買いました。

お話の紹介をしますね。

ベンジーという小さな男の子は、あかちゃんの時の毛布が大好きで、いつも持ち歩いていました。

いつも持ち歩いているので、毛布ではなくて、ぼろきれのように見えました^^。

幼稚園に行く時も、床屋さんに行く時も、歯医者さんに行く時も、持って歩き、

何より寝るときに、その毛布を抱きしめることが、ベンジーは大好きでした。


お隣に住んでいた年上の女の子は、ベンジーが、汚い毛布を持ち歩く意味がわかりませんでした。

お父さんは、少しだけ、その毛布を持ち歩くことをわかってくれてはいましたが、

「そろそろ、その毛布はいらないんじゃない?」と声をかけました。

でも、ベンジーは、「まーだ」と返事。


ベンジーのお兄ちゃんは、全然わかってくれませんでした。

でも、お母さんは、よ~くわかってくれています。

「もうじき、そのあかちゃん毛布、いらなくなるわよ。ベンジー」と優しく声をかけます。

ベンジーは、「いつかは、ね!」と返事をします。


ベンジーは、お隣の女の子が飼い始めた子猫がよく鳴くので、どうしたの?と女の子に話していました。

その時、お母さんに、ベンジーは呼ばれて、お家の中に入ります。


でも、あら、毛布を置いていってしまったではありませんか!

女の子が、声をかけてくれて、ベンジーは慌てて取りに戻りました。


ベンジーは、幼稚園で、ジャングルジムの一番上まで上れました。

お母さんが、先生から報告をうけて帰ろうとしたら、先生が、ベンジーが毛布を忘れて

いることに気付いて、声をかけてくれました。


そのあと、足も大きくなったので、靴屋さんに行きました。

そこでも、新しい靴をはいて、ベンジーは歩きまわり、すかっり毛布のことを忘れてお店を出ました。

お店の人に、声をかけられて、気付きました。


それから、スーパーに寄って買い物をしたのですが、ベンジーが、カートを押してあげ、

ここでも、ベンジーは毛布をカートに入れたまま忘れてしまって、レジの人に気付いてもらいました。


お母さんは、毛布を忘れてばかりいるベンジーを不思議に思っていました。

ベンジーは、となりの女の子のお家に、遊びにいきました。

まもなく、ベンジーは帰って来て、となりの子猫が鳴かなくなったことを、お母さんに報告しました。

そして、お母さんに、子猫を見るように、お願いします。


お母さんは、ベンジーと隣りの女の子のお家に行きました。

すると、となりの女の子のお母さんが、ベンジーのことを褒めてくれたのです。


お母さんが、かごの中を覗くと・・・・

お母さんは、「まあ、ベンジー!」と叫び、ベンジーを後ろから抱きしめました。

お父さんにも、このことを知らせないと!とお母さんは言いました。


お父さんが、かごの中を覗くと、かごからは、子猫の鳴き声が聞こえません。

子猫は、ベンジーの毛布にくるまって、これ以上ないほど幸せそうにしていました。


というお話です。


大きくなって、ボロボロの毛布をもっていることを、わかってくれない人もいました。

でも、ベンジーは、その毛布を愛していたし、心が落ち着いたのでしょう。

だから、いつも一緒だった。


色んなことが、出来るようになり、体も少しずつ大きくなってきたベンジー。

でも、毛布を持ちあるくのを、もうやめなさいと、取り上げられたりしませんでした。

気付いたら、忘れてしまうほど、一緒ではなくても大丈夫になったのです。


体だけでなく、ベンジーの心が、大きく成長していたのです。

そして、最後の子猫への想いに、ベンジーの優しく育っている心に、とっても幸せな気持ちになりました。


子どもが、安心のよりどころにするものは、一人ひとり違います。

もちろん、何もなくても大丈夫なお子さんもいますよね。

でも、ぬいぐるみだったり、お気に入りのタオルだったり、ベンジーのように毛布だったり、

意外と、それがそばにあることで、落ち着くお子さんも、多いのではないでしょうか・・?


小さい時は、それを持ち歩いていても、おかしくないんだけれど、だんだん、大きくなって、

それを持ち歩くことが、恥ずかしくみられるようになります。

特に親は、もういいんじゃないか・・・とか、恥ずかしいわよ・・・なんて声をかけて、

それを必要としなくなることを願ったりします。


でも、ベンジーの毛布も、私の「にこにこ」も、誰に何と言われようと、必要だったのです(笑)。

この絵本に出てくる、お母さんの自然な対応が、私は大好きです。

そのうち、自分から必要としなくなることを、ゆったりと待ってあげている優しさ。


大人だから、取り上げてしまうことも出来るし、「やめなさい!」と怒ることも出来ます。

でも、子どもが必要としている時期に、無理やりそれをしてしまうと、子どもはひどくショックを受けるでしょう。

親への憎しみも生まれてくるでしょうし、何より悲しい気持ちで、いっぱいになるでしょう。


いつか、自然に、大切なものとのお別れが出来るようになる。

そんな強い心が、待ってあげることで、育つということを、この本は教えてくれました。

日本って、いろんな決まりごとが、細かいなって思うことがよくあります。

ルールだからとか、その子だけ認める訳にはいかないから・・・とか。


確かに、ルールも、平等も大事だとは思います。

でも、このベンジーのように、その子が心の安定を確実に与えられるものだとわかっているときは、

迷わず、受け入れてあげられる環境を、子ども達に与えてあげてほしいなって思います。


そして、親もそうありたいなって思うんです。

これまた、難しいときもあるんですけど・・・。


例えば、幼稚園なんかで、何で、あの子だけ?と問われたら、

今、その子にどうしても必要なものだと、子ども達に説明してあげられるような環境だったら素敵だなって

思うんです。


いつか、その子も、それが必要じゃなくなるときがくるんだよって・・・。

そして、今、すでに必要としていない子ども達には、こっそり、「大きくなったのね!」って

ささやいてあげられるような、そんなあたたかい場所であってほしいなって思うのです。


子どもは、説明されないと、ズルイ!と思ってしまうことも多いけど、ちゃんと説明してあげると、

小さな頭でしっかり考えて、人の心を理解出来るんですよね。


自閉症の人は、大人になっても、心を落ち着かせるために、ぬいぐるみや、感触の気持ちがよいと

思うものなんかを、持っている人も少なくありません。


大きくなっていればいるほど、まわりの人は、恥ずかしいという目で見るかもしれません。

でも、その人にとって、心が何より落ち着く存在なのだとしたら、それを、恥ずかしいだなんて

思わずに、きっと、とっても大切な存在なのね・・・って思ってあげられるような心を持っていたいなって

思います。


もしも、おかしいと笑う人がいたら、説明してあげたらいい。

そうしたら、きっと、理解してもらえるでしょう。


そうして、沢山の理解が、まわりにいっぱい増えていったら、素敵な世界が広がっていくな~って

幸せな気持ちになります。


とことん満足出来るまで、その子の想いを大事にしてあげることが、実は、その子の成長に

大きな働きかけをしているかなって思います。


お母さんが、ベンジーを後ろから抱きしめる、この二人の表情が、たまらなく好きです。

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お母さんは、子どもが優しく、大きく育ったことへの幸せ感が溢れているし、

ベンジーは、大きくなって、毛布を子猫のためにあげられた誇らしげで、嬉しそうな表情。


今日もまた、一冊の絵本から、幸せな気持ちをいただきました。

何回読んでも、幸せな気持ちをもらえる絵本って、やっぱり大好き!

ベンジーの毛布のやわらかさが、手にとるようにわかります^^。

愛しの「にこにこ」からも、ちゃんと卒業できましたよ・・・(笑)。

小学生になったときだったけど・・・(笑)。



今思うと、あのネグリジェを
母が着ていたのかと想像すると
・・・・・こわい・・^_^;
読んでいただいてありがとうです。
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by soratoumihouse | 2012-07-13 23:02 | 私の出会った本 | Comments(2)
大好きな絵本はがいっぱいありすぎて、何が好きかと問われると、返答するのが難しい。

でも、少しずつ、ブログを通して紹介していけたらいいなって思っています。


「ずーっと ずっと だいすきだよ」(ハンス・ウイルヘルム 絵/文 評論社)の本に出会ったのは、

私が幼稚園に勤めていた時です。

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絵本担当で、新しい絵本を探していた時に、新刊絵本で目につくところにありました。

手に取り、どんな本かなと思って読んでみて、即購入を決めました。

あまりに素敵なお話で、ルンルンで、幼稚園に持って行ったことを思いだします。


幼稚園の誕生会で、「視聴覚」と呼ばれる出し物を、担当の先生がするのですが、

この絵本に出会って、絶対、やりたい!と思いました。

「視聴覚」は、「絵話」といって、絵本をそのまま大きな模造紙に、手描きで絵を描いて、

絵本のお話は丸暗記して、絵をめくりながら話したり、

その他にも、人形劇、ペープサート等で、本当に色々とやりました。


このお話は、「絵話」でやりたいと思って、教師会(職員会議)で提案し、めずらしく、

どうしてもこれがやりたい!と粘って決まったことも、懐かしく思い出します(笑)。


「ずーっと  ずっと だいすきだよ」は、エルフィーという犬を飼っている、男の子のお話です。

男の子とエルフィーは、共に大きくなり、いつでも一緒でした。

どこに行くのも、何をするのも、いつでも一緒でした。

男の子の両親や、兄弟もいて、もちろんエルフィーを可愛がっていたけれど、

エルフィーに好きとは言ってやりませんでした。

なぜって、言わなくてもわかるって思っていたからです。


時が経ち、エルフィーも歳をとって、だんだん、動きが鈍くなり、寝ていることが多くなりました。

まもなく、エルフィーは階段も上れなくなり、男の子は、エルフィーを抱いて、

自分の部屋に寝かせるようになりました。


男の子は、毎日、寝る前に必ずエルフィーに言う言葉がありました。

「エルフィー、ずーっと、ずーっと、だいすきだよ」です。


そして、ある日、朝、目を覚ますと、エルフィーは死んでいました。

家族は、みんな、泣きました。

もちろん、男の子もかなしくてたまらなかったけど、気持ちがみんなとは違っていました。

(絵本のなかでは、気持ちが楽だったと表現されています。)

何故なら、毎晩、エルフィーに、「ずーっと だいすきだよ」って言ってあげていたからです。


男の子は、思いました。

いつか、また、自分はほかの犬や猫、金魚なんかも飼うだろう。

でも、何を飼っても、毎晩きっと、言ってやるんだ。

「ずーっと ずっと だいすきだよ」って。


この絵本の中で、愛することの表現の大切さを、強く感じることができました。

ペットだけでなく、人間だって同じですよね。

言わなくても、確かに伝わることもあります。

特に、日本人は、それを美徳と捉えているところがあります。


でも、愛情表現にしたって、お礼の言葉にしたって、言われて嫌な気持ちになる人は、

そんなにいないと思うのです。

私自身、言わなくてもわかる愛情の中で、育ってきたので、それを言葉で表現することって、

とっても照れくさいし、そういう表現が全然平気にできる素敵な人は、びっくりするかもしれないけど、

勇気がいるんですよね。


この絵本を読んで思いました。

大切な人や、ペットが、天国に旅立った後に、もっと気持ちや、想いを言葉で伝えておけばよかった・・・と

後悔することもあるなって。

少なくとも、この絵本の男の子は、そういう後悔がない分、ただ悲しいのではなくて、爽やかな気持ちで、

エルフィーとお別れができたんだろうなって。


大好きだよ、と毎日、言葉で伝えてもらえたエルフィーの最期は、穏やかで幸せに満ちていたと思うのです。

そういう最期を迎えさせてあげられる愛情は、究極の愛だなと思いました。


自分が、上手にそれを表現出来ないからこそ、強く惹かれた絵本だったのだと思います。

大好きだということだけでなく、身近な大切な人にこそ、「ありがとう」「嬉しかったよ」・・・

そんな言葉を伝えていける人になりたいです。


少なくとも、パパや、空や海は、私の100倍上手に、それを伝えることが出来ます。

ダメだな・・・。私。

この絵本に早く出会ったのも、きっと意味があるんだろうなって思います。


毎日、空が、ちょっと照れながら、「お弁当、ありがとう」と言う、その素直な表現を

私は学ばなくちゃです!


今日、ブログにこの絵本を紹介したいなと、ふと思ったのも、最近、私が、この絵本のメッセージを

忘れかけていたからかもしれません。


明日が、今日よりほんの少しでもいいから、素敵な私になれるように、

沢山のことに感謝していける心であれたらと思います(*^_^*)。



土曜日、空は友達4人と遊び、
コンビニでお昼を買い、
海で食べたそうです。
天気も海も今一つ。
男子4人で話したそうです。
「海見ながら、食べるって、
ロマンチックだけど、
海、きれいじゃなくね!?」
大笑いしちゃいました。
男子で、そんなこと話してるなんて、
か~わいい♪
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by soratoumihouse | 2012-07-09 22:24 | 私の出会った本 | Comments(4)
ちょっとここ最近、気持ちに乱れがあって、まさに最近の天候のようでした。

歳のせいもあるとは思うけど、心がソワソワしていて、モヤモヤして、台風みたいに

荒れ狂う感情に自分自身をもっていかれたかと思うと、全く無気力な状態になったりする。

それを何とかしようとして、心地よいことを無理にしようなんて思うから、どっかでしわよせがくる。


こんな感じだから、どうしても疲れが蓄積してしまって、気持ちが良い状態じゃないのに、

日々の生活はこなしていかなければならない。

これが、悪循環に回っていってるのが、自分でもわかります。


こういう時って、やっぱり自分中心に全て物事を進めているし、頭ではわかっているつもりでも、

感謝の気持ちを忘れかけているんですよね。

今日、私がトイレにいた時、海の声が聞こえてきました。

「今日も、新しい一日をありがとうございますっ!ZIP(なぜかジップ付き(笑))。」


そういえば、最近毎日言っていたその言葉を言うことを、怠りがちになっていました。

たまに、言っているのですが、なんとなく言っているのが、これまた自分でわかっていて・・・。

海の気持ちのよい、その言葉を聞いて、素敵な言葉だ!と改めて思いました。


自分が色々、こだわってしまって、家族にも嫌な思いをさせたり、悲しいことを言ったりして

傷つけているのに、どうしてもその状況から抜け出せなくて、気付けば心の中は、

嫌な気持ちでいっぱいになってしまっているのです。

もうやだ~!と何もかも放り出したくなってしまう衝動に駆られながら・・・。


結局、自分で自分をどんどん闇に追いこんでいる。

以前ブログで書きましたが、私の母はとてもマメで、人に何かをすることが生きがいで、

結果、人から感謝されるような生き方をしています。

というと、とっても素晴らしいように感じますが、やっぱりおかしなとこもあって、

良いことにとらわれすぎて、やらなくてもいいのに無理してもやる。といのが母の良さだと

昔は思っていましたが、そうじゃないな・・・ということに気付きました。


小さいころから、自分の気持ちを潰してまでも、良いことをする。それがいいことなんだと

信じてきました。

だから、本当はやりたくないのに、やらなくちゃ!と頑張ってしまって、ストレスをためていたんです。

小さいころからの、信じて頑張ってきた、当たり前に身についていたことを変えることは、

とっても難しい・・・と実感しています。

多分、私の姉は、私なんかと比べようもないくらい、いい子でしたから、もっと、もっと、

苦しんできたと思います。


自分の与えられた命を生きるということは、自分の心に正直に生きることなのかな・・・と

大人になってから、自分で思うようになってきました。

大人になってから、人間関係で苦しんでいたとき、出会った「最高にハッピーなあなたに出会う本」

リズ山崎 著の中に、こんなことが書かれていました。

「心からしたいことをする、したくないことはしない。これが基本です。これを基準にしてください。

ただし、「したくないこと」を、条件や目標を満たすために選択する場合には、それは「したいこと」に

相当すると思ってください。

自由意志をもって選択しているかどうか。

これを、かならず本人が見極めておく必要があります。

・・・・・途中 省略

したいことをする、したくないことはしない。

自由意志による自由選択。

決して身勝手ではなく、本人のエネルギーを低下させないために必要なことなのです。

自分を基準にせず生きた結果、不幸や不満を嘆き、他者をうらんだり、絶望のエネルギーを

発したりすることこそ身勝手で、罪でさえあります。

本人が良いエネルギー循環の中に我が身を置き、満足しているとき、自然に感謝や優しさは

あふれてきます。

自分を基準に、この状態まで、自分を高める。

それは、人間各個人の責任でもあるのです。」


そっか、いいんだ。「いいことだからする。」「そうすることで人が喜ぶからする。」

そこが基準じゃなくていいんだ・・・。

自分がしたいか、したくないのか。それを基準にしていけばいいんだ。

何となくそうかな・・・と感じていたところに確信させてくれた内容でした。


確かに自分基準じゃないと、ストレスがたまって、不満に変わっていたり、疲れたり、

人のせいにしたり、勝手に絶望的になったりしています。

最近は、このことを、ちょっと忘れかけていたかな・・・て思います。

良いことへのとらわれてしまうことは、小さい頃からの習慣。

気をつけないと、つい、うっかりとらわれてしまいそうになります。


自分基準で、そういうことを選択して育った人にしたら、こんなことで苦しんだりすることを

不思議に思われるかと思います。

でも、それこそが育ちのなかで植えつけられた価値観であって、成長とともに苦しみ、

その苦しみがあってこそ、考え、気付き、なりたい自分になれる。

そんなふうに思います。


反省ばかりの私だけど、リズ山崎さんが教えてくださっているように、

良いエネルギー循環の中に身を置いて、自然な感謝とやさしさをもった人になりたい。

いっぱい傷つけ、いっぱい失敗しちゃうけど・・・。


誰かのせいにする前に、自分を振り返らなくっちゃね!

ブログをやって良かった・・・。

素敵な本に出会えて良かった・・・。

私ができないでいることを、自然にできる素敵な人達に出会えて良かった・・・。

今日の一日に感謝をしたいと思います(*^_^*)。



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by soratoumihouse | 2012-06-24 22:19 | 私の出会った本 | Comments(2)