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心がはずむような日も、涙で包まれてしまう日も、やっぱり生かされている大切な一日。


by soratoumihouse

相手を想うことから始まる贈りもの

4月25日は、私たち夫婦の14周年の結婚記念日でした。

今年は、仕事もあったし、役員の資料作りもあって、次の日は家庭訪問で掃除もしなきゃだし、

外食か?と思ったのですが・・・。


スケジュール&カレンダーに、予定を書き込むことが大好きな海は、

結婚記念日を自分のことのように、ず~~と楽しみにしていました(^_^;)。


「ねえ、お母さん、今日はパーティーだよね!何にするの?」・・・とニコニコの海。

やっぱ、そうよね・・・(^_^;)。

家で食べる気満々よね!


やらなければならないことを考えて、疲れた身体を意識しちゃうと、ダメになってしまいそうだったので(笑)、

海の笑顔と期待感を裏切りたくない一心で、なんとかパーティーっぽくなりました^^。


こんな感じです^^。

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海の学校の先生にも、デイサービスの先生方にも、結婚記念日のことなんて話していないのに、

どちらの連絡帳にも、「結婚記念日おめでとうございます!」と書かれてあり(笑)、

海が、どれだけ張り切って話したのかがわかりました^^。


でも、今年は、海の成長をものすごく感じました。

空は、「あ、何にも用意してないや!ごめん、ごめん!」と笑っていましたが、

そんなもんですよね中2なんて^^)

海は、なんと2月から、私達に渡す為のプレゼントの絵を描いていてくれたのです。

そして、それをずっとしまっておいてくれていたのです。


絵の下にある日付が、2月11日になっていて、渡す日の日付を書かなきゃと思ったらしく、

わざわざ線で消して、4月25日に直していました。


そして、「お父さん、お母さん、結婚記念日おめでとう!」と言って、渡してくれました。

その後が可愛くて、「ねえ、お母さん、白いの(ウェディングドレスのこと)いつ着るの?」と聞いてきました。


確か、去年もそんなようなことを言っていたような・・・^^。

「それは結婚式に着るから、もう着ないんだよ~。今日は、結婚した日をお祝いするのよ~!」と返事。


わかったような・・・わかってないような・・・。

でも、それでいいんです。

難しすぎるから。


でもでも、私、そういうのをいつか理解出来る日がきっとくる!と信じて待つのが楽しみだったりします。

くりかえし、くりかえし・・・ですね。


パパからは、お花と一冊の本をもらいました。

『あおいろ』 ~すこやかな日々を過ごしたいあなたに~ 紫月 香帆/監修 です。


ちょっとだけ紹介(*^_^*)。

「青は、やすらぎの色。近ごろ忙しすぎるという、あなたに。」


「やすらぎは、自分の心の奥に、いつもひっそり隠れています。」


「たとえ会えなくても、空は大事な人につながってる。」


「今はできなくたって、かまわない。」


「どこまでも泳いでいくために、重い服は脱ぎすてる。」


「目が覚めたら、新しい朝、新しい自分が始まります。」


「大丈夫。人はまた、歩き出せる。」


こんな感じの素敵なことばに、花や空、海や木といった美しい写真がいっぱい。


パパと私は、笑えるくらい、趣味も音楽も映画も好みが全く違います。

だから、普段パパは、こういったたぐいの本は読む人ではないんですよね。


でも、密かに私は嬉しかったのです。

だって、自分のあまり読むような本ではない本だけど、きっと私が喜ぶに違いない・・と思って、

買ってくれたんだろうな・・・と思えたから・・。


「花の写真とか、本当にきれいだよね・・・。」と言ったパパ。

なんてことない普通~な発言かもしれません。


でも、私たち夫婦にとって、普通ではなく、とても大きなことだったのです。

感性の違いに悩むことも多い私でした。

悩んでも仕方がないと思いながらも・・・。


だけど、美しいものを美しいと感じ、それを口に出して伝えてくれたこと。

何をあげようかな・・・これがいいかな・・・と考えてくれた時間が、嬉しかった。


心を込めた贈りものって、やっぱり、その人の想いが伝わります。

相手を想うことから始まる贈りもの。

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この1年間も、夫婦ですれ違う事が、いっぱいありました。

ないものねだりだとわかっていても、家事をよく手伝ってくれるパパに感謝をしていても、

感性で繋がりたいという想いが、やっぱり心の中の奥底に潜んでいて、ときどき顔を出してしまう。


そんなとき二人がすれ違うと、もう感性で繋がることなんて、ずっとないに違いない・・と思ってしまったり、

悪い方、悪い方へと流されて呑みこまれてしまう・・・。


14年経ったって、ささいなことで喧嘩したり、お互いに落胆したり・・・。

でも、こうしてパパが選んでくれた贈りものの中に、普段なかなか感じることができなかった感性を、

私は素直に感じることができました。


この1冊の本と、ひとことのメッセージだったけど、間違いなく伝わったから。

パパの想いが。


一つとして同じ夫婦はいない。

だから夫婦の数だけ、夫婦の悩みがあり、夫婦の形がある。


急に変わったりもしないし、私だって変われない。

だから、また、やだやだ・・と感じたり、うんざりな気分にもなるでしょう。


だけど、相手を想う『想い』は接着剤みたいに、夫婦の溝を埋めてくれる。

疲れたな~と思って、夕食を作ることをやめようとしてしまったけど、

いつものように高価な食材ではないけど、想いを込めて夕食を作って良かった。

パパも空も海も、みんな笑顔で食べてくれたから。


結婚14周年のお祝いをできたことを感謝しています。

アロハも一緒にね^^。


いつも応援ありがとうございます。
空は、何もないからパパと私の肩を
揉んであげると言っていましたが、
はて・・・いつだ(笑)?
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by soratoumihouse | 2013-04-26 23:08 | 夫婦のこと