心がはずむような日も、涙で包まれてしまう日も、やっぱり生かされている大切な一日。


by soratoumihouse

母親の感覚を信じて・・・

海のSTに行ってきました。

この頃の海の様子を、早く相談したくて、思わず海のSTが早く終わらないかな~なんて、

思っちゃいました(笑)。


今日もまた、海にものすごく自然に接して下さるSTの先生。

完全に安心しながら、見ている私でした。

先生、ありがとうございます~(*^_^*)。


海のSTが終わり、先生とお待ちかねの相談タイムです。

先生も、ブログを読んでくださっているので、今の海の状態、私の悩みはご存知です。


沢山の相談をしました。

そして、私は、ものすごくスッキリした気持ちで、クリニックを後にしました。


先日の海の学校の終業式の日。

海の担任の先生が、話して下さったことを話しました。


ブログにも、少しだけ書きましたが、詳しく載せたいと思います。

海のクラスのお友達が、ホワイトボードに落書きをしたので、先生が冗談ぽく、

「やったな~!!」みたいな感じで、そのお友達と楽しくやりとりをしたんだそうです。


海は、その一部始終を見ていたようなのです。

そして、同じようなやりとりを求めた海は、何をしたのかと言うと、

ホワイトボードに、バカボンの絵を描いたんだそうです。


でも、その絵に、先生方は気づかないままでした。

すると、しばらくたってから、海は怒りだし、「気づいてほしかった~!!」と、訴えたそうなんです。


それで、先生は、海が何を求めているのか気づき、これからは、そういう関わりをしていきますね・・と

おっしゃってくださったのです。


この話をSTの先生に話していたときに、ふと、小さかったころの海を思い出しました。

以前、何回か、ブログにも書きましたが、海は3歳で今の学校の幼稚部に入りました。

当時は、母親も、教室まで一緒に入り、しばらく学校での様子を見ることができました。


海は、パニックになることもあったけれど、基本的にはおとなしく、先生の言われたことをやろうとする

タイプでした。

海は、ず~~っと、並べられた椅子に座っていて、その横で、クラスの子が『たかい、たかい~!』

とかやってもらっているのを、静かに、そ~っと、羨ましく見ていたり、

抱っこをしてもらっているのを、遠くから、ひっそりと羨ましそうに見ていることが多くて、

母としては、いつも切ない気持ちになりました。


それは、幼稚部の間は、ずっとそのままで、自分の要求を、なかなか伝えることができませんでした。

小学部に入ってからも、それは変わりませんでした。


少しずつ、自分の要求を出せるようになったのは、3年生(去年)くらいからでした。

去年のマラソン大会のとき、他のお友達が先生方に、ゴールの後、手と足を持ってもらって、

ゆらゆら~っと、してもらったんです。

それは、とても微笑ましい光景で、私も感動して見ていました(*^_^*)。


でも、ふと海を見たら・・・海は、先にゴールしていたので、その様子を、じ~っと羨ましそうにみていたのです。

さすがに、そうだろうな~って思いながら、羨ましそうに見つめる海をみて、たまらなく切ない気持ちに

なってしまいました。


悩みましたが、学校の連絡帳に、羨ましそうに見ていたことを書きました。

でも、そのときの対処として、先生から伝えられたのは、そういうときは、

「やって~!!」と、そのときに、言えるようにしていく・・ということでした。

海くんにも、そう伝えていきます・・ということでした。


確かに、その通りだし、要求を伝えていくことは、海の課題でもありました。

ですので、先生からの返事に、納得していました。


4年生になってからも、実は、度々、そういう状況を目にしていました。

海は、まわりのお友達のことを、とてもよく観察しています。

それは、幼稚部のときから、変わりません。


お友達が、先生に抱きしめられていたり、おんぶしてもらったり、追いかけごっこをしてもらったり、

そういうとき、いつも海は、じ~~~っと見ていました。

とても羨ましそうに見ていました。


さすがに、母親なので、海が羨ましいと思っていることは、表情を見ていたらわかります。

でも、そんなときは、「やって!」と伝えることが大事なんだ・・と思っていました。


でも、今日、STの先生と話していて、ん?と思ったのです。

「ぼくにも、やって!」と言わなければ、やってもらえないことなんだろうか・・って。


海は、幼稚部から、ずっとずっと6年間、ぼくもやってほしいな・・という気持ちを自分の中に

押し殺してきました。

「やって。」と自分で伝えるんだよ・・と先生に教えられれば、そうしなくてはいけないと思う子です。


そして、「やって・・。」と伝えることは、海にとって、ものすごい勇気がいることなんです。

それをSTの先生は、さらっと気づかせて、思い出させてくださいました。


今だから、海くんに近い人達が、もっと近く接していったらいいんじゃないかな・・って。

ふざけたり、スキンシップをとったり・・・。

海くんにしたら、要求することは、ものすごい勇気がいることなのだから・・・って。


本当に、そうなんです。

聞いてる人にしてみたら、ただの「やって・・・。」に聞こえるはずです。


でも、海は、それを言うことで、断られるかもしれない、何か言われるかもしれない、

色んなことを考えてしまうので、言えなくて我慢してしまうことも多いのです。


それが、今は、表出の仕方はよくないけれど、「気づいてほしかった!」と叫べるほどになったし、

押し殺してきた想いが、爆発している状態なんだと思います。


そして、そういう海の想いを、担任の先生は、成長として大切に感じてくださっています。

だからこそ、間違っているかもしれないけれど、今回は、私の感覚を信じてみようと思いました。


「やってください」と要求して、お願することは、この先とても必要になることで、大切なことです。

海を褒めることについて、担任の先生と話したときがあるのですが、今の海に、オーバーに褒めたりしても、

海は、それを見抜いて、あまり喜ばないだろう・・って。


でも、待って・・・。

年齢的にも、もう先生とのスキンシップは、あまりとらないほうがいいのかもしれません。

でも、海は、いっぱい、いっぱい、自分の気持ちを、我慢してきました。


抱っこしてほしかった。

「抱っこして・・。」とお願いしてして、やってもらうんじゃなくて・・・。


たかい、たかい・・をしてほしかった。

「たかい、たかい・・。」してと、お願いして、やってもらうんじゃなくて・・・。


追いかけてほしかった。

「ぼくを、追いかけて・・。」とお願いして、やってもらうんじゃなくて・・・。


他の子どもたちが、そうしてもらっているように、同じようにしてもらいたかった。

それを、遅いかもしれない。間違いかもしれない。

でも、ときには、母親の感覚を信じて、先生にお願いすることも大切じゃないかな・・って。

多分、オーバーに褒めてもらったら、今は、それを嫌がりはしないような気がして・・・。

そう、思いました。


先生が、毎日のようにアドバイスしてくださることを、私は、日々感謝して、自分なりに反省したり、

考えたりして、この先も同じように、海の成長を支えていこうと思います。

迷いながら・・・悩みながら・・・。


そんな中で、ふと、沸き上がる直感的な想い。

母だから、ずっと感じてきた、沸々とした想いを、想いのまま、先生に伝えてみよう。

そして、私が間違っているかもしれないけれど、何でも試してみなくてはわからないから・・・。


6年間という日々の中での、海の願いを、今だから、いっぱい叶えさせてあげたい。

聞かれたことに、自分が間違ったことを言ってしまうかもしれない・・と、返事を聞く前に、

耳を塞ぐようになってきてしまいました。


どちらがいい?と指差しを要求すると、何か指摘されるかもしれないと、目をつぶって、

指差しをするようになってきてしまいました。


学校でしか叶えさせてもらえない海の願いを、「やってほしかった?」とか、「やってほしかったの?」とか、

どうぞ、何も聞かないで、海を、幼稚部のころの海と思って、願いを叶えてあげてほしい。


聞いてしまったら、本当は、やってほしくても、思った返事をもらえないと悲しいからと、

首を横にふる可能性もいっぱいあるから・・・。


海は、そんな子だから・・・。

先生にお願いしよう。

母親のわがままを、少しだけ聞いてもらえたら嬉しいな・・・。


そして、私は、母親の私にしかできないことを、反省しながら、祈りながら、

海と向き合って、伝えていこうと思います。


読んでいただいて感謝です。
今朝は、空が海に、
「鮭フレーク目玉焼き丼」を
作って食べさせてくれていました。
おかげで、お寝坊できました^^。
いつも応援ありがとうございます。
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Commented by mitukerukurashi at 2012-12-27 12:02
こんにちは。
読んでいて切なくなりました。
今の先生は本当に理解してくださってるみたいで私までホッとしました✿
うちはクリニックへ月1回通っているんですが、心理士さんに「相手に伝える」事を教えていってくださいと言われていて、私自身それが疑問に思う時がありました。あと、オーバーに褒めることも勧められています。
私は藁を掴む思いで、クリニックへ通ったので、心理士さんの言われるがまま受け入れてきましたが、我が子に対してマニュアルがあるようで、自然体でいれない自分に歯がゆさを持っているのは確かです。
しかしうちの子の場合はマニュアル通りだと安心して落ち着くので主人にも同じように接してもらうように求めてしまったりしてますが、果たしてこのままでよいものか考えさせられました。
でも、うちの子も伝えるという事が苦手なのは確かなので表情で読み取ってもらえる先生に巡り会えたらなぁと願っています。
子供って誰しも気にとめてもらいたいと思っていると思うんです。
障害うんぬんでなくても、人見知りの子や繊細な子もいるし、そういう子に対しても目を向けてくれる先生が増えてほしいなと思います。
Commented at 2012-12-27 20:50 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2012-12-27 21:21 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by toto at 2012-12-27 23:32 x
はじめまして。
小学校支援級の担任をしています。

読んでいて、切なくて切なくて、涙が出てきました。

どんなに言い訳しても、
「要求を利用(悪い言い方ですが)してスキルに」と、
日常的に考えてきた自分がいます。

「ぼくも先生に抱っこしてほしいな…」
まず、その願いが叶えられるべきなのに。
そう思ってもらえることは、そのまま教員の幸せでもあるのに。

「要求することは、ものすごい勇気がいること」
自分が要求下手なので、
余計に子どもたちに求めてしまっていたのだと気づきました。
要求するときの不安や怖さは、
同僚の誰よりも理解できるはずなのに。

大切なことに気づかせていただいて、
本当にありがとうございました。

海君の願いも、お母さんの願いも、きっと叶うと思います。

Commented at 2012-12-28 08:46 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by soratoumihouse at 2012-12-28 19:47
mitukerukurashiさんへ
あたたかいメッセージをありがとうございます。
参観のときもそうですし、朝、クラスに送って、少し様子を見ていたりしているときも、親はどうしても自分の子の事をよく観察してしまいますし、海の視線や、表情を見てしまって・・・。そうすると、いいな・・・ぼくもやってほしいな・・っていう声が、私にはいっぱい聞こえてくるんですよね。
一生懸命、やろうと努力して頑張れていることは、本当はとっても素敵なことなのに、それゆえに気づいてもらえなかったり、求めていないと思われてしまったりすることが、とても歯がゆい感じでした。

でも、どんなことにも気づいたときに何もしないより、したほうがいいですものね。遅いかもしれないけれど、気づいて!と叫んだことを知って、先生にお願いしてみようと思いました。

本当に、障害は関係ないですね。誰もが想いに気づいてほしいと叫んでいるんですよね。先生が、バカボンの話を教えてくださったことに感謝したいと思います(*^_^*)。
Commented by soratoumihouse at 2012-12-28 19:56
鍵コメントのIさんへ
どうもありがとう。海の心に寄り添ってくれて・・・。
先生方は、もちろん素晴らしい愛情で、いつも海の成長を支えてくださっている。それは、日々感謝しています(*^_^*)。
でも、今回のバカボンの話を聞いて、私が読みとっていた海の表情は、間違いなかったんだって確信できたのね。
ずっと、ずっと、羨ましそうにみている海の表情を、参観する度に見てきた。でも、言えなかった。
頼まなくても、お願いしなくても、これからは、いっぱいスキンシップをとってもらえたら嬉しいな。
大人になってから先生とスキンシップは、なかなかとれないから、今がチャンスだな・・って思って。
神様が教えてくれたのかな・・・。STの先生を通して、今、必要なことを・・・。と感じています^^。
とりあえず、自分を信じてみようかな・・・って思っています。
Commented by soratoumihouse at 2012-12-28 19:59
鍵コメントのUさんへ
すごく素敵な表現に、キュンとしてしまいました。
どうもありがとうございます。この言葉しか出てきません(*^_^*)。
Commented by soratoumihouse at 2012-12-28 20:16
totoさんへ
はじめまして。
ブログを読んでくださり、コメントまでいただいて、感謝の気持ちでいっぱいです。

totoさんに受けもっていただいている子ども達は、なんて幸せなのかしら・・って、私まで幸せな気持ちにさせてもらいました。

海は、確かに以前とは比べものにならないほど、想いを伝えたり、表現できるようにはなったのですが、それでも、要求した後に、相手がどう返してくるかを、ものすごく気にするようになってしまったんですね。
もちろん成長だとは思いますが・・・。

だから「、抱っこして~」と自分から行けたら、どんなにいいだろう・・って、幼稚部の頃から、ずっと切ない気持ちでみてきました。
どんなに、海のように言葉でコミュニケーションをとれても、言葉に出せずにいることも沢山あるんですよね。

私が、他の子ども達を、ただ羨ましく思っているんじゃないかって、自分にいつも問いただしていました。
でも、今回の海の心の叫び(バカボンの話)を聞いて、そうじゃないな・・って思いました。

totoさんのような愛情をもった支援級の先生が、いっぱい、いっぱい増えてくださったら・・と、願い、祈っています。
Commented by soratoumihouse at 2012-12-28 20:25
鍵コメントのTさんへ
「伝える」って、本当に難しいことよね。
伝え方も、言葉だったり、絵カードだったり、サインだったりね・・・。
でも、忘れてはいけないのが、その子の表情や、心の動きを感じることなんだろうな~って、母としても実感しています。

無条件のスキンシップは、子どもを幸せにする最高の関わりだなって感じています。
(もちろん、感覚過敏のお子さんとかは別だけれど・・・。)

海の荒れ方で、ぐったりもするけれど、それによって気づくこと、学ぶことが沢山だな~って。

何がいいのかなんて、きっと誰にもわからないよね。
だからこそ、考えながら、祈りながら、ゆっくり進んでいこうと思います。
by soratoumihouse | 2012-12-27 01:49 | 海のこと | Comments(10)