心がはずむような日も、涙で包まれてしまう日も、やっぱり生かされている大切な一日。


by soratoumihouse

ついに、告げる日が来ました

ついに、海に告げる日が、来てしまいました。

な~んて言うと、大袈裟よって笑われてしまいそうだけど、私には、それくらいドキドキしていることなのです。


海の学校には、寄宿舎があります。

自宅が遠方の生徒さんや、様々な事情で、利用されている生徒さんがいます。

今年度、その寄宿舎で、「体験入舎」をマックスで一カ月、させていただけることになりました。

もちろん、希望制で、学校側で時期などは決定していただくのですが・・・。


海は、福祉施設などの、短期入所などを利用したことがありません。

おじいちゃんとおばあちゃんの家には、空と何日か泊まったことはありますが、それ以外は、

家族旅行、今年行った一泊キャンプと、学校の宿泊学習のときだけです。


確かに、日々は、家族と過ごすことで、何の問題もありません。

けれど、順番で考えれば、パパや私は、海より先に、この世を去ります。

海が、この世を去る時まで、ずっと私が面倒をみてあげられる保証など、全くありません。

障害がなければ、いずれ、自立して、一人暮らしなり、結婚して、家族をもつことも考えられます。


でも、海は、知的な遅れのある自閉症児です。

自立することも、自律することも、海の大きな目標です。

けれど、一人暮らしをしたり、結婚したりすることは、絶対ない・・・とはいえないけれど、

かなり高いハードルであることは、間違いありません。


けれど、いつかは、親のもとを離れ、グループホーム等、支援の手を借りながらも、自立して過ごすこと

は、海にとって、とても重要なことです。

まだ、小学4年生の海には、うんと遠い話のようにも感じてしまいますが、

「いつか」は放っておけば、あっという間に、その「いつか」の時期がやってきてしまうでしょう。


そうして、何もせず、やってきた「いつか」の時に、海を親元から、さあ、行きなさい・・・と引き離しても、

大きくなった海は、混乱するだけでしょう。

それは、今でも想像することは出来ます。


それでも、海が大きくなるまで、パパや私が、生かされているならば、海に必要な支援をしてあげることは

出来ます。

けれど、そんな保証も、どこにもありません。


もし、私に、何かあったら・・・

パパは仕事に行かなければなりません。

私の父も病気を抱えているし、母も働いているので、我が家にずっといる訳にもいきません。

それこそ、年老いた両親には、海の将来は託せない訳で・・・。

そうなると、考えたくないけれど、海は、施設を頼るということも視野に入れておかなければなりません。


そんな状況を、海は、耐えられるだろうか・・・。

大丈夫なのかもしれないけれど、親から離れて、長期間過ごすことは、精神的にも緊張するであろうことは

想像出来ます。

でも、体験もさせないまま、親元においていても、海はその緊張を越えられることはないでしょう。


給食もほとんど食べられなかった海が、完食できるようになったのも、舐めてみる、3ミリに切ったものを

食べてみる、1口を食べてみる・・・そんな、一歩ずつの体験を重ねてきたから・・・。


それと、同じで、経験なしに、いきなりゴールを目指すと、相当な精神的ダメージを受けてしまうと思うのです。

そうしないためにも、今、与えられたこのチャンスを、海の力にかえていけたら・・・と感じたのです。


そして、海に、そのチャンスが与えられました。

10月2日~31日の一カ月間。

月曜日に、海を寄宿舎に送り(寄宿舎は、学校敷地内にあります)、金曜日に、家へ連れて帰り、

週末は、皆、自宅で過ごします。

そして、また、月曜日に、寄宿舎へ送るという流れです。


チャンスが与えられ、もちろん、とても感謝をしています。

でも、海以上に、私が海と離れることが、寂しくて、緊張してしまっています。

海には、先生と相談し、話すタイミングは、あまり早くしない方がいいでしょう・・ということになり、

まだ、海に、話していませんでした。


そして、今日、海の担任の先生が、海に話をして下さることになりました。

海に話したことは、先生が、連絡帳に書いてくださるとおっしゃってくださったので、

待っていましたが、それもドキドキでした。


最初、ちょっと、海の顔が曇って、心配したけれど、先生のフォローが素晴らしくて、

6年生のときの修学旅行に行くための練習だよ・・・ということや、寄宿舎での楽しいことを話していただいて、

海は、「星がみたいな~!」と言ったり、みんなで迎えてくれることを楽しみに出来たようでした。


やはり、先生は、素晴らしいです。感謝です。

私だったら、なんて言えばいいのか、本当に悩んでしまったと思います。


連絡帳を読み、ホッとして、さあ、次は、私が海に言う番だわ・・・と大きく深呼吸を1回。

海に、「先生から、寄宿舎のことを聞いた?」と切りだし、海が色々言って来る前にと、

海専用のカレンダーに、書こうね~と海を呼びました。


月曜から木曜は、「きしゅくしゃ」

金曜日は、「おうちにかえる」

そして、土曜日と日曜は、「おうち」

そう、書き込みました。


金曜日も朝は、寄宿舎ですが、おうちに帰るということをメインにすれば、海の中で、泊まりは4日間と、

気持ちですが、一日お家が多く感じられるかな・・・と思いました^^。


そして、書き込みながら、ちょっと、わざとらしいな・・とは思いましたが、

とにかく、海を不安にさせてしまってはいけないと、

「わ~、海、いいな~!こんなにお泊りできるんだ~!やったね!」と、満面の笑みで・・(笑)。


海は、まだ、よくわかっていないような感じでしたが、とりあえず、泣かれたりしなくて、ホッとしました。

学校でも、空いてる時間に、寄宿舎探検♪に行ってくれるそうです。感謝~!


そして、私は、ひとり、寂しくて、寂しくて仕方がありません。

体験入舎が近づいてくると、ふと、私が、その寂しさに耐えられるかな・・・と不安でいっぱい。

そう思うと、なんだかたまらない気持ちになって、夜中、寝ている海の匂いを嗅ぎたくなって、

クンカ、クンカ・・・と海にピッタリくっついて、匂いを嗅いでいた私です(笑)。


我ながら、その動物的な行動を無意識にとっていることに、自分でウケてしまいました^^。

でも、きっと、私も、海の体験入舎が終わるころには、その生活に慣れているんだと思います。

質問攻めにあうことも、確認パレードも、海の望む返事に悩むことも、平日は一切なくなる・・。

それは、間違いなく、私の精神的な苦痛を救ってくれるでしょう。

でもでも、今は、それよりも、海と離れることが寂しい・・。


海のための、「体験入舎」なのだけれども、同時に、母のための「体験入舎」であることも間違いありません。

海が、親離れするよりも、私の、子離れの一歩の方が、うんと大変かもしれません。とほほ・・です。


きっと、体験入舎をした一カ月で、親でもない、学校のクラスの先生でもない、限りなく親に近い存在の

寄宿舎の先生方と、同じ学校に通う異年齢の仲間たちとの生活を通して、海の幼い心に、自信をつけ、

強くさせてくれる・・・と信じています。


10月2日。

海、「自立」のための、大きな、大きな、一歩を踏み出します。

そして、私も、「子離れ」の大きな、大きな、一歩を踏み出します。

その一歩を踏み出させてくれるチャンスを与えてくださった学校と先生、海のことをみてくださる

寄宿舎の先生方、看護師さんに感謝をします。


あ~、今日も、寝ている海の匂いを、いっぱい嗅いでしまいそうです。

起きているときは、あまりしつこく出来ないから、寝ている時・・・。

海の温もりを、身体の中に、いっぱい溜めこんでおこうと思います(*^_^*)。



読んでいただいて感謝です。
海がいない間、空に
パパと私を、思い切り、独占
させてあげましょう^^。
きっと、いっぱい我慢してきたと
思うから^^。
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Commented by きーこ at 2012-09-26 07:51 x
海君ママさんへ

なんと、素晴らしいチャンスでしょうか・・・

いつかは、子供は独立する・・・

私は、子供が親元から、独立して、初めて、子育ては、終了する・・・

と、考えてきました。

海君のためにも、素晴らしい体験ですね。

海君も、きっと、自信が、つくと思います。

ママさんが、ご心配なことは、よーくわかります(笑)

それが、親子ですものね・・・でも、

海君は、案外ケロッとして、大丈夫では、ないでしょうか・・・

本当にいい制度に感謝ですね。

心の底から、応援して、お祈りしています。

私も、海君どうしているかな?と気になって仕方ないかもしれません。

皆で、海君の貴重な経験を、応援したいものです。

ガンバレ(笑)

空君もパパさんとママさんに思いっきり甘えてくださいね。

海君とママさんに思いを馳せてお祈りしています。



Commented at 2012-09-26 08:10 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by メイプルツリー at 2012-09-26 16:56 x
読みながら「海君、そして海ママ、頑張れっ!」・・・と
胸が熱くなったよ。

子離れって子育て過程の上での、最大のテーマだよね。
愛しくて、大切で、幸せになってほしいからこそ
上手く乗り越えなくてはならない難所だよね。
いつも近くにいて守るばかりが、愛情ではないのよね。
寂しくて、辛いかもしれないけど
素晴らしい機会だと思う!

お互いが素敵な時間や気持ちが募ることができるように
遠方から応援しているよ!!!

PS 私も、salyu大好き。
リリィシュシュのsalyuは、未だヘビロテよ!
癒されるよね~!
Commented at 2012-09-26 17:45 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by soratoumihouse at 2012-09-26 19:59
きーこさんへ
応援ありがとうございます。
とっても心強いです!
海が自立して、仕事をしたり、余暇を楽しんだり、一人で買い物をしたり・・・そんな日常が送れるようになってほしいと、心から願っています。
だからこそ、必要な一歩と思って、寂しいけど、海を応援していきたいと思っています。
時々、海の様子を、ブログを通して、お知らせしますね^^。
案外、ケロッとしているかもしれませんね^^。それは、それで、ちょっと寂しかったりするけれど・・(笑)。
皆さんの応援のおかげで、少しずつ、海の成長が楽しみになってきました^^。
与えられた大きなチャンスに感謝して過ごしたいと思います(*^_^*)。
Commented by soratoumihouse at 2012-09-26 20:07
鍵コメントのUさんへ
普段は、海の色んなことに、疲れてしまったり、一人になりたいな・・なんて思ってしまう事さえあるけれど、いざ、離れるとなると、ものすごい寂しいんですよね(T_T)。ずっと、ハグハグしていたいです(*^_^*)。
でも、海の未来のために、頑張れ!私!と自分で励ましたりしてます(笑)。
一カ月後の海の成長を、楽しみにしたいと思います♪
Commented by soratoumihouse at 2012-09-26 20:18
メイプルツリーさんへ
あたたかいメッセージをありがとう。
いつも近くにいて守るばかりが、愛情ではない・・・心に響いて、勇気をもらいました^^。
そして、海と私のことまで、応援してくれて、嬉しくて、幸せな気持ちになっったよ(T_T)。ありがとうね。
目には見えないけど、一カ月で、海が沢山のことを、感じながら成長していけると信じて、私も、海を応援しようと思いま~す。

salyuの声には、本当に癒されてる。ライブとか行きたいね~♪
Commented by soratoumihouse at 2012-09-26 20:29
鍵コメントのpさんへ
海は、まだ9年しか生きていないけれど、大きな大きな未来のための山に登ろうとしているのよね。親として、海のことを、精一杯応援したいと思います。一緒に応援してくれて、どうもありがとうね。

平日は、会えないことはないけど、海の頑張りに邪魔をしないように、
寄宿舎の先生から様子を聞きながら、軽く顔を見せることはしないようにしなくっちゃ・・・と今は思ってます^^。
海に必要そうなら、顔を見せにいこうかな・・・。
私の心も、沢山鍛えられそうよ(*^^)v
by soratoumihouse | 2012-09-25 23:32 | 海のこと | Comments(8)