心がはずむような日も、涙で包まれてしまう日も、やっぱり生かされている大切な一日。


by soratoumihouse

どうせ、わからないんだから・・をやめよう

海は、人が嫌いではなく、人が好きです。

でも、コミュニケーションをうまくとれない「自閉症」という障害ゆえに、人が嫌いなんじゃないか・・とか、

話しかけたりすることを、イヤに感じるんじゃないか・・と誤解されてしまうこともあります。


この誤解は、本当は、人が好きだけど、上手に表現できないんです・・と伝えることで、わかってもらえることも

多いし、話しかけられるのがイヤなんじゃなくて、相手との距離感だったり、声のトーンだったり、

色んな苦手が重なることで、拒否しているように映ってしまうことがあると、説明すれば、理解してもらえる

ことも多いです。


確かに、海の苦しみを理解してもらえるように、支えていくことは、何よりも大切なことだとは思っています。

でも、私は、親として、海のことを、ただまわりの人に理解してもらえれば、それでいいとも思っていません。

コミュニケーションをとることが苦手な海だけど、私は、人として、人を想う心をもって生きていってほしい・・と

心から願っています。


それは、決して、簡単なことだとは思っていません。

それでも、自分のことだけ、理解してもらえたらいいや・・・というのではなくて、

私達が人を想うように、上手に表現が出来なくても(出来なくて当然なのですが)、

ほんの一時でもいい、いいえ、一瞬でもいいから、人を想うことを生活の中に積み重ねていって

ほしいと思うのです。


どうせ、絡まないんだから・・・とか、どうせ、言ってもわかっているかも、わからないんだから・・・とか、

そういう視点だけでは、みたくない。そう思います。

ときどき、そんな視点でみてしまうときがあるからこそ、強く感じるのです。


海のクラスの雰囲気は、とっても温かいです。

朝の会なんかで、それぞれの子どもの今の気持ちを、他の子や先生に伝える機会をもったり、

(ことばで話せなくても、表情のカードで示せるようになっていたり、工夫がいっぱい。)

お休みの子のことを、どうしてお休みしたのかを、先生が話して下さったり・・・。


外から見ていると、今の気持ちを他の子が伝えていても、わかっているかな?・・という感じに映るし、

お休みの子のことを、説明しても、理解できているかしら?・・と映ります。

そう映っているように、実際は、わかっていないかもしれない。


でも、わかっているかもしれないのです。

毎日、毎日、繰り返していく中で、言葉では伝えられなくても、あ、今日は~ちゃんがいないぞ・・って

気づいたり、言葉に出さなくても、~くんは、今日は、悲しい気持ちなんだ・・と気づいたりしている

かもしれない。


その気づきが、いつ、その子の心に想いやる気持ちとなって、生まれてくるかなんて、誰にもわかりません。

だからこそ、大切にしたい。

自分ではない人の存在を意識させてあげることを・・・。


普通、幼稚園や、小学校なんかで、誰かが泣いていたら、「なんで、泣いてるの?」と、

誰かが声をかけるでしょう。ハンカチを差し出すかもしれません。

お友達が、病気でお休みしていたら、早く元気になってほしい・・と願うでしょう。

「いつ、来られるの?」そう、質問するかもしれません。


そんな、当たり前の様な光景は、確かに、海のクラスにはありません。

でも、あ、今日は~くんがいない・・と気づいたとしたら、それだけで、人を想う、大きな一歩なのです。

自分じゃない、他の人のことに、想いを寄せたという証だから。


海は、誰かが、病気でお休みしたことを、先生に話してもらったら、少しは理解できると思います。

欲張りかもしれないけれど、苦しいかな・・元気になってほしいな・・そんな想いが海の中に

生まれ出すことを、諦めずに、祈り続けたいのです。


私が、具合が悪いときに、空が、海に「早く、元気になってね!って言ってあげて!」と

海に言わせてたとしても、それをそのまま言ったとしても、それによって、私が、「ありがとう」と言い、

笑顔になることで、喜んでもらえたという経験になり、自分から言えるようになるかもしれない。


海とテレビを見ながら、「優しいね~」と何気なく言ったことで、そのとき、海は一言も発していなくても、

それが優しいということなんだって、気づいたかもしれない。


そんな風に、海の心に「想いやり」が育つことを信じながら、海と過ごす毎日であれたらと思います。

どうせ、理解できないんだから・・・と思って、伝えることを諦めてしまったら、そんな悲しいことはないから。

私自身にも、言い聞かせていきたいことです。

私は、海のおかげで、人を想うことを、学ばさせてもらっているのかもしれません。

祈るような願いがあることは、生かされている意味を実感できて、幸せなことですね。

今日も、感謝をして、一日を終われそうです(*^_^*)。ルルル♪



読んでいただいて感謝です。
今日、空に、「自分が欲しいものを
買っていいんだよ^^」とメールをしました。
ところが、そのメールをパパに送信していました。
パパから、「じゃ、フェラーリ(^^)/」という
メールが来ました(^_^;)。買えるか~い!
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Commented by あず at 2012-09-19 09:53 x
はじめまして。いつも、読ませて頂いています。
私も、いつも、自分の心に言い聞かせています。「どうせ、わからない。」って思っちゃったら、私の方まで、生きる(子育てする)元気がなくなっちゃう気がする。
例え、今は、目に見えた変化が現れなくても、諦めないで、伝え続けること。その気持ちが、大切なのだと思います。
人生長いもんね(^^)。細く、長く、頑張りましょう!
Commented at 2012-09-19 10:08 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by tarotohanachan at 2012-09-19 10:27
ホントにそうですね。
今は解らないかもしれないけど、いつか解る時が来るんです。
ジグソーパズルのピースがピタッってはまるみたいに。
その時の為、いろんなことを伝えていきたいなって思います。
Commented by きーこ at 2012-09-19 17:12 x
海君ままさんへ

ゆっくり、ゆっくり、焦らずに、気長に、話しかけるなどは

大切なことですよね・・・

どうせ、分からないというのでは、あまりにも、悲しいですし、

進歩が、無くなってしまいますよね・・・

大変だとは、おもいますが、どこかで、海君が、

人を思いやる気持ちや、優しさを感じてくれることを、

私は、信じています。

誰しも、苦手なものは、あると、私は考えています。

どう、努力するか、挑戦するかは、さまざまだと、

思いますが・・・

必ず、海君は、優しいままさんや、空君、パパサんがいらっしゃるから、

人の気持ちや、優しさは気づいていると、私は思います。

海君の描く絵が、まさにそれを、証明してくれていると思います。

敬老の日に、いつもありがとう・・・とのコメントに私は感動しましたもの・・・

今日も海君に思いを馳せてお祈りしています・・・

Commented by soratoumihouse at 2012-09-19 20:14
あずさんへ
はじめまして。ブログを読んでいただいて、ありがとうございます^^。
目にみえないものを信じて、待つということは、子育てにおいて、とっても大切なことですよね。
時々、わかっていないから・・と海の目の前で、聞かせたくないようなことを言ってしまったりすることもあり、反省してしまいます。
どんなときも、どんなことからも、いつも子どもは学び、吸収していってるんだという意識をもつことも大事ですね^^。
諦めずに、伝え続けていくことは、私の子育てにおいても中心にあるものです。私も、言い聞かせながら、頑張りますね!ありがとうございました。
Commented by soratoumihouse at 2012-09-19 20:21
鍵コメントのpさんへ
失敗してしまったり、大切なことを忘れてしまったりするけれど、こうして、嬉しかった海の成長を、思い出させてくれて、どうもありがとう。
私も、あのときの海の感性には、胸がいっぱいになった・・。
育っているのよね。人を想う気持ちが・・・。
これからも、豊かな経験の中で、海の心が育つように祈っていこうと思います^^。
Commented by soratoumihouse at 2012-09-19 20:31
tarotohanachanさんへ
ジグソーパズルがピタッとはまった瞬間は、本当に幸せな気持ちになりますよね。その瞬間を楽しみに、人を想う気持ちが育つことを祈りながら、
自分が人を想う生き方をみせていかないといけないですね(*^_^*)。
私も、いっぱい伝えていきたいと思います。ありがとうございました。
Commented by soratoumihouse at 2012-09-19 20:46
きーこさんへ
海と向き合うとき、色んなことが起こったり、出口の見えない迷路に迷い込んだりして、いつもは大切にしている「想いを伝えること」が、時々、雑になってしまったりするときがあります。
でも、きっと、日々の生活の中から、海は、人を想う気持ちを自分の心の中で、育てているんですよね。
いくつか見学した支援級なんかでも、わからないかもしれないけど、伝えてくれたら嬉しいな・・・と感じることがありました。
上手に表現できない海のような子ども達にこそ、心の育ちを祈りながら、
一見、一方通行のように感じても、必ずいつか、こっちに向かって歩いてくると信じて、語っていくことが大切ですね。
きーこさんにも、海の絵をプレゼントしたいくらいです(*^_^*)。
by soratoumihouse | 2012-09-19 00:24 | 海のこと | Comments(8)