心がはずむような日も、涙で包まれてしまう日も、やっぱり生かされている大切な一日。


by soratoumihouse

なんで、こんな怖いときに、笑うの?

昨日、海のクラスは、市の防災センターに行きました。

初めてではありませんが、今回は、いっぱい事前学習をしてから、行ったそうです。

その防災センターでは、最新シミレーション技術や、マルチメディア技術を利用して、

防災のための行動力を高めるための、様々な情報を得たり、疑似体験をしたりすることが出来ます。


3.11の震災で、亡くなった方達の命、そして、その恐怖の体験を無駄にしないために、

防災訓練は、今、私達が出来ることの大きな一つだと思います。


海たちは、イメージすることが苦手です。

(もちろん、個人差はありますが・・・)

イメージすることが苦手なので、もし、地震が起こったら・・もし、火事になったら・・というときの恐怖感が、

乏しいのだと思います。


だから、何にもしなくていいのかと言えば、違います。

だからこそ、リアルにイメージ出来て、実際に体験して覚えていくことが、大切なのでしょう^^。

実際に、直下型震度7の地震を体験出来るそうで、前回、初めて行く時は、

かえって、恐怖体験になってしまわないか・・・正直不安もありました。


でも、前回行って、帰ってきたときは、意外にも、そんな恐怖体験にはなっていなくて、

テーブルの下にもぐったことを話してくれました。


なので、今回は、前回よりも安心していました。

そして、帰ってきたら、もう、大興奮!

帰りの車の中から、「火事だ~!!」って大きな声で叫ぶんだ~!とか、

消防車を呼ぶとか、海なりに理解したことを、話してくれました。


家に着いてからも、興奮はMAXに!

一人で、「地震だ~!」と言って、火元を止める真似をして、テーブルの下に入り、

テーブルの下から出てきたと思ったら、ポケットからハンカチを出して、口にあて、

リビングをひたすら逃げ回る・・・という遊び?いや、訓練を永遠としていました^^。

『ハンカチで口を押さえて、逃げ回る海です』

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なんか、一人で、教わってきたことを、ブツブツ言いながら、

時々、いつものリビング往復が入るんだけど・・・(笑)。

防災センターのスタッフの方に見せたかった姿でした。


こんなに、真面目に、こんなに一生懸命、教わってきたことを、その日に訓練しまくる子どもも、

そんなにいないのではないかしら・・^^。


ただ、海には、やっぱりわからないことがあります。

前回も、同じことを聞かれました。

「地震は、いつくるの?」

「何日にくるの?」

と満面の笑みで質問です(^_^;)。


「地震はね、いつくるか、誰にもわからないの・・・。だから、いつ地震がきてもいいように、

準備をして、練習するんだよ・・。」


「地震、いつ、くる?」

「・・・・・・・・(^_^;)」


難しい。確かに、『いつくるかわからない』・・・なんて、難しすぎるよね・・。

でも、しばらくして、海が言ったんです。

「ぼく、地震、悲しいんだ・・・」と。


多分ですが、以前、YouTubeで見た、3.11の津波の映像を思い出したのかもしれません。

でも、楽しみにしているような笑顔で、「地震、いつ、くるの?」と聞く海の、アンバランスな感じ・・・。

そう・・・このアンバランスさこそが、海の生きづらさのような気がしてなりません。


私達は、当たり前にイメージできます。

3.11の震災は、想像をはるかに超えた災害になりました。

その恐怖を、イメージすることで、次への備えも、イメージがしやすくなります。

あんな大きな地震がきて、津波がきて、数えきれないくらいの、かけがえのない命を奪った。

今、私達は、何をすべきだろう・・・って。


でも、そのイメージが、断片的な映像ででしか、出てこなかったとしたら、

その断片的な映像の、合間合間に、全く違う映像が入り込んできたとしたら、

アンバランスになるよね・・って思うんです。


楽しい・・と感じたり、悲しい・・と感じたり、映像と感情がセットになっていたとしても、

トランプをシャッフルするように、セットが、バラバラになってしまったら、つながらない。

そうなると、地震が、恐怖でもあり、悲しくもあり、楽しくもなってしまう。

それが、海。

今の、海。


『いつくるかわからないこと』がわからなくても、何度も何度も、つなげた映像を繰り返してあげることで、

バラバラになっているものが、一つ、つながり・・二つ、つながり・・そして、正しい流れになって、

海の頭の中に、流れてくれたら嬉しいな・・・って。


なんで、こんな怖いときに、笑うの?

なんで、こんな嬉しいときに、怒るの?

なんで、こんな楽しいときに、泣くの?

そんな空気は、ときに人を凍りつかせる。


でも、どうぞ、そんなシャッフルした映像が、望んで頭の中に流れているわけではなく、

望んでなくても流れてしまう人たちが、いっぱいいるという現実を・・・。


そんな凍りつかせる人に、もし、出会ったら、凍ってしまう前に、思い出してもらえたら嬉しいな・・。

もしかしたら、映像がシャッフルされて流れてしまう人なのかな?って。

もし違っていたとしても、一回、そう自分に問いただしてもらえるだけで、一気には凍らないから。


沢山の繰り返しの経験に、大きな希望を抱いて・・・。

健気なほどに、一生懸命な心を、傷だらけにすることなく・・・。

海らしく、生きていけることを、私は願わずにはいられません。


今も、海が、私のそばで、ニコニコしながら言いました。

「さあ、みなさん、地震勉強をしましょう!

もしも、火事になったら、『火事だ~!』と叫んでね!ファイヤ~エンジンッ!」(笑)。


しばらく、我が家は、防災訓練が続きそうです・・・^^。



読んでいただいて感謝です。
空の期末テストが終わりました!
最終日の朝、空は元気に学校へ。
ふとテーブルを見たら、
空の筆箱が、ポツンと置いてありました。
(-_-)/~~~ピシー!ピシー!
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Commented by うーわあ at 2012-09-07 23:30 x
うみくん、防災訓練生をしてきたんですね。帰宅してからも、教わったことを再現して防災センターの方も嬉しいにちがいありませんね。
ママが書かれているように断片的な映像のシャッフルというのがとても分かりやすくイメージしやすい表現だと思いました。
沢山のかたにイメージしてもらいたいな。
海くんたちの純粋で一生懸命な姿を応援しています。

空くん期末試験おつかれさまでした。
Commented by きーこ at 2012-09-08 17:34 x
海君ままさんへ


防災訓練にこれほど、真剣に取り組むって素晴らしいですね。

怖いことと、少しわかっても、やはり、どこかで、現実が、

理解できないのですね・・・

でも、訓練には、言われた通りする・・・

健気ですよね。

何にでも、真剣に純粋に取り組む海君に心から応援します。

今日もご一家に思いを馳せてお祈りしています。
Commented by soratoumihouse at 2012-09-09 10:27
うーわあさんへ
どうもありがとう。
海たちのアンバランスな行動や言動。ひかれてしまうことも多いのだけれど、きっと、シャッフルされた映像がつながっているんだと思うの。
そんな人達が、沢山いるのね・・・と思っていただけるだけで嬉しい。
いつも、応援してくれて、本当に嬉しいし、感謝してる。ありがとうね。
空、試験が終わった途端、サッカーと遊ぶことしか考えてないよ(笑)。
成績表こわ~い!!
Commented by soratoumihouse at 2012-09-09 10:35
きーこさんへ
イメージすることだけでも難しいので、いつくるかわからないという、スケジュールにも示してあげられないことへのイメージは、とっても難しいことなんですよね。
なので、訓練というよりは、遊び感覚かもしれないけれど、体験を重ねることで、少しでも、実際起こったときに、憶えた記憶が甦ればいいな~って思っています^^。
いつも応援していただいて、励まされています。
ありがとうございます(*^_^*)。
by soratoumihouse | 2012-09-07 20:06 | 海のこと | Comments(4)