心がはずむような日も、涙で包まれてしまう日も、やっぱり生かされている大切な一日。


by soratoumihouse

謝らないでね・・・

昨日は、私の叔母の家へ行きました。

去年、年末に亡くなった叔父の新盆で、昨日は、迎え火をしました。

北海道にずっと住んでいた、わたしの祖母(今は、叔父と群馬に住んでいます)とも、

本当に久しぶりに会いました。


おばあちゃん(祖母ではなく、親しみを込めて、おばあちゃんと書かせてください^^)は、

去年、認知症と診断され、昨日は、私を見てもわかりませんでした。

名前を言っても、やっぱりわかりませんでした。

一昨年は、まだ、私の名前を言えば、電話でもわかっていたのですが・・・。


でも、おばあちゃんは、わからない自分が、私に申し訳ないと思ったのか、

「ごめんなさい。わからなくて。ごめんなさい・・・。」そう何度も小さな声で、私に謝りました。

「いいよ、いいよ、おばあちゃん、気にしないで^^!」そう言って、おばあちゃんの手を

ずっと、さすっていました。


しわしわの小さな手。

でも、艶があって、とってもきれいな手。

その、しわしわの、おばあちゃんの手が、とても愛おしくて、おばあちゃんは、私が誰かはわからなくても、

手と手を重ねているだけで、心と心は通じ合っていたように思います。


おばあちゃんの手をさすりながら、ずっと思い出していました。

まだ元気いっぱいだったおばあちゃん、そして、小学生だった頃の私を・・・。


以前、ブログに少しだけ載せたかもしれません。

二歳年下のいとこの男の子(亡くなった叔父の息子さん)と私、そして、札幌に住んでいた、

私と同級生のいとこの女の子の3人で、毎年、夏休みになると、ほぼ1カ月、北海道の田舎の

おばあちゃんの家に、泊まっていました。

(後半は、札幌のいとこのお宅にお世話になっていました。)

今思うと、母は、楽だったわね~と思いますし^^、おばあちゃんや、札幌の叔母は、子どもだけ

預けられて、毎年、大変な夏だっただろうな~と思います。


宿題も、一応は持って行きましたよ。

でも、終わるはずも、やるはずもなく、毎日朝から、夕方まで、ずっと遊びまくりです。

おばあちゃんのお家から、海がすぐ側の、おじいちゃんの妹さんのお宅まで、毎日3人で歩いて行きます。

朝は、おばあちゃんが、毎日、イカのお刺身とお味噌汁を作ってくれて、大きな味海苔の瓶から、

味海苔をとって、くるっとご飯に巻いて食べていました^^。

おばあちゃんの、イカのお刺身は、新鮮で本当に美味しかった!

今でも、あの、やわらかくて、でもコリコリした食感が忘れられません。


海で食べるようにと、お醤油がちょっと混ざったおにぎりを作ってくれ、そのおにぎりの美味しいこと!

大きな岩の上に、3人で座って、おにぎりを、毎日、頬張っていました。


岩と岩の隙間にいる魚たちを、捕まえたり、ゴーグル付けて、透明度抜群の海を探検。

思わぬところから、思わぬ魚や生き物が出てきて、驚いたり、喜んだり・・・。

時々、おじいちゃんや、おばあちゃん、お世話になっている、おじいちゃんの妹さんご夫婦が、

見に来てはくれましたが、ほとんど、子ども達3人だけ。


今では、考えられないけれど、きっと昔は、今みたいに親がずっと一緒ではなかったと思います。

確かに、海は危険と隣り合わせだけれど、ここまで行けるかな?ここは平気かな?

そんな感じで子どもながらに考えて、遊んでいたように思います。


本当に、朝から夕方まで、ずっと^^。

少なくとも、私の生きてきた中で、一番楽しかった遊びは、あの頃の夏の海です。

夕方、3人で、おばあちゃんのお家に帰り、3人でお風呂を洗って、3人でお風呂に入り、

海で拾ってきたものを洗ったり、捕まえてきたカニをケースに入れたり、

おばあちゃんのお家のまわりで、またまた遊んだり・・・って、いつ勉強するんじゃ~い!ですよね(笑)。


おばあちゃんのお家のそばの学校でも、よく遊びました。

体育館で遊んでいると、大きなお鍋に、ホックホクのふかしたジャガイモ山盛りに、バターがトロリ。それから、

茹でたてアツアツの甘~いトウモロコシをおばあちゃんが作ってくれて、それを、おじいちゃんが届けてくれる。

おばあちゃんが、毎日、畑で育ててくれた美味しい野菜たち・・・。


ジャガバターもトウモロコシも、やっぱり、おばあちゃんのが№1!

あの味を越えたものに、まだ、出会っていません。


トイレもまだ、水洗ではなくて、夜、入るのがとっても怖かったこと。

時々、こぼれそうなくらい、いっぱい入ったラーメンを出前でとってくれたこと。


おじいちゃん、おばあちゃんと過ごした思い出が、私の記憶に鮮明に残っています。

(おじいちゃんは、もう、かなり前に、亡くなってしまいました。)


おばあちゃんの手をとりながら、次々蘇る、最高の思い出。

そして、思いました。


認知症になってしまった、おばあちゃん。

認知症は、確かに、思い出も、大切な人も、忘れていってしまう病気かもしれません。

でも、おばあちゃんは、忘れてしまっているんじゃなくて、思い出を、その記憶を、

思い出の人に預けたんじゃないかって・・・。


そう思ったし、そう感じたんです。

私は、おばあちゃんから、その記憶を預かりました。

だから、おばあちゃんは、忘れてしまったんじゃないよ・・・そう言ってあげたいです。


甘えん坊の私が親から離れて、子どもたちだけで冒険をした、あの毎年の夏があったから、

心を、身体を、満足感で満たすことが出来たからこそ、生きる力を学ばさせてもらえたような気がします。


久しぶりに会った、おばあちゃんと私は、記憶を預けてもらったことで、より深く繋がったんじゃないかな・・

って思っています。


昨日は、叔母が、みんなを温泉施設に連れて行ってくれ、叔母たち、そして、おばあちゃんと、

ゆっくり語りながら、お風呂に入ることが出来ました。


そして、ゆっくりお食事処で、夕食をいただいて、感謝の一日でした。

亡くなった叔父も、きっと一緒に笑いながら、ビールでも飲んでいたんじゃないかな^^。


家に帰ってきたのが、午前0時少し前だったので、海は、そのまま就寝。

今日、海は、昨日の絵を描いてくれました。みんなと行ったお風呂でした^^。

なんだか楽しそう!

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今日は、夕食のときに、海は、いたいたじい(亡くなった叔父)は何を食べてるかな・・・と言っていました。

なんか、海のところに、ときどき叔父が会いに来てくれてるんじゃないかなって思ったりします^^。


賑やかな新盆になりました。

おばあちゃんにも会えました。

おじちゃん、ありがとう!・・・ですね(*^_^*)。



空のサッカーのオフも今日まで!
明日は、早速、6時過ぎに駅集合。
つまり、お弁当を作る私は、何時起き?
ひょえ~(@_@;)。
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Commented by kicchun at 2012-08-14 23:34
こんばんは♪
soratoumihouseさんの記事は読んでていつも心が浄化されると言いますか、
人を想う気持ちがやっぱり大切なんだって、改めて強く気づかされます。
おばあちゃん(私もそう呼ばせてくださいね^^)の作るお料理、とても温かかったんだろうなぁ。
北海道に住んでたのですね!
夏休み、私も子どもの頃は、従妹の家に何泊も泊まって、クワガタ捕りやローラースケートをして毎日遊んでいました。
子どもの頃は、預かり先の叔母さん達に対し、礼儀なんて全く気にしてなかったけど、
大人になると、あの頃お世話になったことが本当に有難く感じますよね。
今の時代、預かり先がなく、施設で過ごされる方が多いと言うのに、
ご家族や親戚の方達から大切にされているおばあちゃんは、幸せ者だと思いますし、それが人徳からくるものなのでしょうね♪
「思い出を預ける」・・・なるほど!さすが、いい事いいますねぇ!!
おばあちゃんとの思い出の線を辿ると、色んなことが蘇ってきたことでしょう。
そういう気持ち、私も大事にしたいなって思いました♪
早起き、頑張ってくださいね♪
私は夏休みにすっかりグータラ化してしまいました。(。-∀-)

Commented by きーこ at 2012-08-15 07:56 x
海君ままさんへ

叔父様の新盆が無事に終えられてよかったですね。

そして、久しぶりに、おばあさまにも会えてよかったですね・・・

何とも、幸せな子供時代を過ごされたのですね・・・

ブログを読んでいて、羨ましいなと感じました。

今の時代は、なかなか、親戚といえども、子供を何日もあづかると

いうことが、なくなっているように、感じます。

伸び伸びと過ごし、海がお好きになったのは

この時代があったればこそかなと感じました。

そして、認知症のおばあ様の手をさすり、思い出を預かったと・・・

なんと、素敵なお考えでしょう・・・

それも、小さい時の、その北海道の夏休みの思い出があったから、

なおのことと、思います。私には、今日のブログから、

映像として、浮かんできました(笑)

ご親戚が、皆様集まり、よいときを過ごされたのが、

海君の絵からも感じられました。

今日も、海君、空君、ママさんに思いを馳せて

お祈りしています。
Commented by うーわあ at 2012-08-15 17:01 x
新盆を沢山の親戚の方で迎えられ亡くなられたおじさまもお喜びだったことでしょうね。皆様に愛されていたおじ様だったということがわかります。

そして北海道で幸せな夏を過ごされていたんですね。
読んでいても充実した幸せに満ち溢れていらことが伝わってきます。

おばあちゃんとの再会よかったですね。
おばあちゃんから記憶を預かったなんて本当に素敵な考え。
おばあちゃんも、おばあちゃんのまわりのかたたちも幸せだなって。
手と手を合わせられて心と心は通じあったに違いないと私も思っています。

今日も素敵なblogをありがとう。
Commented by soratoumihouse at 2012-08-15 20:39
kicchunさんへ
おばあちゃん、北海道に住んでいたんです^^。
あの北海道の海の透明度は忘れられません。底まで見えちゃう。
本当にきれいで、贅沢だったな~って思います。
おばあちゃんのお料理は、シンプルで美味しかった。
素材が良かったんでしょうね^^。これも、贅沢だったな~って思います。

kicchunさんも素敵な子ども時代を過ごされたんですね~。
なんか、読んでいるだけで、イメージして声まで聞こえてきそう^^。
私も、大人になって、どれだけ幸せだったのか、いっぱい感謝するべきことだったんだ・・・って気付きました。

おばあちゃんの記憶、しっかり預かってきました(*^_^*)。
ずっと、大切にしたい思い出です♪

私も、ダラダラでした~(笑)。アイスばかり食べて・・・。
子どもと同じです。ププッ。
今日の早起きはきつかった~(笑)。でも、また、学校が始まれば、同じ時間に起床だから、慣れておかなくっちゃ・・・。
母は、忙しいですね~。お互いに、頑張りましょうね~^^。
Commented by soratoumihouse at 2012-08-15 20:50
きーこさんへ
本当に、今思うと、どれだけ贅沢な子ども時代を過ごさせてもらったんだろう・・・と感謝の気持ちでいっぱいです。
きっと、きーこさんの想像通りの子ども時代を過ごしていたと思います(笑)。
確かに、北海道での夏休みを通して、海が大好きになりました。
泳ぐことも、誰に教わるでもなく、遊びの中で、覚えました^^。
大好きなおじいちゃんと、おばあちゃん、そして、大好きな海は、私の子ども時代を、沢山の幸せで包んでくれました。
その最高の記憶を、私は、おばあちゃんから預かって、幸せです。

叔父のおかげで、親戚が集まり、懐かしく思い出に浸れる。
きっと、にぎやかなお家の中で、にぎやかなことが大好きな叔父も喜んでいたんじゃないかな・・・って思いました。

いつも、祈っていただいて、感謝です(*^_^*)。
Commented by soratoumihouse at 2012-08-15 21:00
うーわあさんへ
本当に、いつまででも語れるくらい、楽しくて、幸せな夏休みを過ごさせてもらっていたの。いつも、帰るときには、涙が出るくらい、どっぷり北海道生活を満喫していました。贅沢よね~。

叔父のおかげで、親戚が集まり、一人になってしまった叔母の家が、賑やかで、きっと、叔父も喜んでいたんじゃないかな・・・って思っています。

おばあちゃんの記憶を預かっている・・・と不思議と自然に思えたの。
だから、本当に、私のことを憶えていなかった、おばあちゃんを悲しく思わなかった^^。
私の中では、いつまでも、元気で、優しくて、笑顔の可愛いおばあちゃんのまま^^。
おばあちゃんとの思い出を、ずっと大切にしていきます(*^^)v。
Commented by leaftime at 2012-08-16 08:35 x
『記憶を預かる』
心に深く落ちました。
自分ではどうしようもない状況の時にそう言われたら、どんなに楽だろう、どんなに幸せだろうって。
そう手を、心を差し伸べてあげられる自分でいたいと深く感じました。
いつも思います。空海ママは素敵だね♪
Commented by soratoumihouse at 2012-08-16 20:17
leaftimeさんへ
なんか、照れてしまうけど、とっても嬉しいメッセージを、どうもありがとうです。不思議と自然に「記憶を預けてもらう」と思えたのも、大好きなおばあちゃんの力だったのかなって思いました。
わからないことを、謝っているおばあちゃんの悲しみが、少しでも楽になったら嬉しいな。おばあちゃんの分まで、私が全~部憶えているから任せてね!って感じです(*^^)v。
by soratoumihouse | 2012-08-14 23:07 | わたしのこと | Comments(8)