心がはずむような日も、涙で包まれてしまう日も、やっぱり生かされている大切な一日。


by soratoumihouse

幸せな日だったのに・・・心がギブアップでした

お友達に誘ってもらって、スイスの絵本画家 エルンスト・クライドルフの「クライドルフの世界」の観賞に

行ってきました。

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スイスでは、今でも子ども達に愛される国民的な絵本画家で、花や昆虫、小さな生き物たちへの、

繊細な彼の愛情が、どの絵からも感じとられ、私達人間が生きているのと同じように、全ての命あるものにも

同じ世界があるんだと教えてくれています。


個人的には、花や昆虫など擬人化した世界を描いた作品は、その絵から花たちや、昆虫たちの声が

聴こえてきそうで、思わず絵の前で、何度も微笑んでしまい、優しい気持ちになれて大好きです。


改めて思いました。

私は、こういうファンタジーな世界が大好きで、だからどうしても子どもにそういう世界観で

色んなことを伝えてしまうんだろうな~って。


海が、シャボン玉に乗りたいな~と言ったとき、私はそのイメージがすごくよくわかりました。

そうしたら、今日、まさにシャボン玉に乗った子どもたちの絵があり、感動してしまいました。

クライドルフのような心をもった人の想像の世界が、命あるものに、更に命を吹き込み、

小さな小さな命が、生き生きと輝くことが出来る。

絵を観ているときは、私が小さな花や昆虫、小人や妖精になった気持ちでした。


大人だって、時にこういう世界に入り込むことも大切なような気がします。

子ども達には、もっと、もっと、クライドルフの描く世界に触れてあげさせたい。

そして、クライドルフだけでなく絵本で描かれるファンタジーな世界が、子ども達の想像性を育て、

お花の気持ちになる。虫たちの気持ちになる。空の気持ちになる。風の気持ちになる。

こんな風に、自分の心で人ではないものの声を聴くことで、優しさや思いやりも、より豊かに育って

いくんだって確信しました。


小さな子が、もし、ちょうちょが「こんにちは・・」って言ったよと言ったら、

ちょうちょは、しゃべらないよ・・・と言わないであげてほしい。

その子には聴こえたのでしょう。ちょうちょの声が・・・。


小さな子が、もし、お空が泣いてるの・・・と言ったら、

お空は、泣かないよ・・・と言わないであげてほしい。

その子には聴こえたのでしょう。お空の声が・・・。


ハガキを何枚か買ってきました。

例えばこの絵。

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お昼時に、ちょうちょ達が、お食事をして一休みしてから、また飛びましょう・・・と話しているのだそうです。

私には、声が聴こえてきました。

本当に、こんな会話を、ちょうちょ達で話しているんじゃないかって思えます。

思わずにっこりしてしまいました。



この絵は、花たちが踊っているのですが、花たちの楽しそうな声が、私には聴こえてきました。

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彼の絵は、本当に繊細で、どれもとても細やかに表情が描かれていて、ブログで伝えられないのが

残念ですが・・・。

花として生まれ、花として生きる世界。

花を人間の世界に合わせるのではなく、花の世界に人間が心を寄せると、こんな世界がみえるんだと

思いました。



とても癒され、大切なことに気付き、誘ってくれたお友達に心から感謝です。

そして、こういう時間が与えられたのも、海がデイサービスというサービスを受けられているおかげです。

心から感謝しています。

デイサービスのスタッフの方達や、ヘルパーさんがいなければ、私はこういう時間もとることが

出来ないでしょう。

日々は、感謝の連続です。


ゆっくり観賞してきたので、遅いランチになりましたが、クレープとガレットの「オ・タン・ジャディス」に

行きました。

ここもお友達のお薦めで、美味しかった~。二人でシェアしていただきました。

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ガレットのもちもち感と、クレープのキャラメルの味が忘れられません。

また、食べたいな・・・(^0_0^)。



そんな幸せな一日を過ごさせていただいたのに・・・。

帰ってきて、夕方、私がお風呂に入ろうとしました。

海に、「お母さん、お風呂に入ってくるね。」と言ったら、

「いってらっしゃ~い!」と言うので、

「は~い!」と言ったら・・・・


「お風呂に行ってきます!でしょ!」

(いつもこう言っているわけではありません。)

「え?は~い!でもいいでしょう?」


そう言って、空も帰ってきているし、私はお風呂に向かいました。

脱衣所で脱いでいると、海の物凄い吠えている声がしました。

でも、もういいやと、出て行きませんでした。

そして、お風呂のドアを開けようとしたら、バンッという大きな音が聞こえ、海が来ました。

裸だったので、声だけで「どうしたの?」と聞くと、

「コップを割っちゃった・・・。ごめんなんさい。」と海。


手がすべって・・・とかだったら、怒りません。

でも、明らかに、海が、コップをシンクに投げた音だとわかりました。

海に聞いたら、そ~っと置かないといけないのに、バンって投げたと、ちゃんと言いました。

(いつも、そ~っと置いてね・・と言っている。)

ちゃんと、謝ったのだから、悪いことだけ諭して伝えて、許してあげたらよかったのに、

暑さ、返事の仕方へのこだわり、海のうなり声、コップを投げたこと、もう全部が耐えられなくなって、

大きな声で、海を怒ってしまいました。


ダメですね・・・。

こんなに、自分の時間をいただいて、幸せな気持ちになってきた日だったのに・・・。

海の返事の仕方のこだわりが、最近、また激しくなって、それを海に言われる度に、

もうやめて・・・・と心で叫ぶ自分がいるんです。


理解してあげたい・・・。

伝えていってあげたい・・・。

それなのに、心がギブアップを叫んでいます。


片付けて、海を怒って、そのままお風呂に行きました。

(怒っちゃった・・・・)

自分の小ささに悲しくなりました。


私がお風呂から上がると、海はまだ気持ちは切り替わっているはずもなく、どんよりとした空気と一緒に、

空と海でお風呂に行きました。


海がお風呂から上がってきて、海が「ごめんなさい。」と言ってきました。

「もういいよ。わかった・・。もういいから・・・。」


私もいつまでも気持ちを引きずっていたらいけない。

もう一回、今日の日を感謝して、夕食の準備にとりかかりました。


まだまだ、海の苦しみを理解できていない母ですが、反省ばかりの母ですが、

海の苦しみをわかってあげられる・・・少しでも器の大きな母になれるように・・・。

前を向いて歩いていかなくっちゃね・・・。

無理せず・・・頑張ります。



海の返事のこだわりに
苦しくなったら、そっと
妖精が私のところに飛んできて、
「おちついて・・・」って
囁いてくれないかな・・・。
と、妖精頼みの母です・・。とほほ。
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Commented at 2012-07-27 07:04 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2012-07-27 08:17 x
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Commented at 2012-07-27 08:47 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by soratoumihouse at 2012-07-27 10:30
鍵コメントのUさんへ
コメントありがとうございます。
とても嬉しくて、そうだな~って思うことが出来ました。
そして、かたまりそうだった心がほぐれました。
以前のように、何も言えずに泣く海ではなくなったので、海の心もきっと成長していますよね。

時に思いきり、溜めこまないで、感情を出すことも大切かもしれないですね。
私もかつて、若い時(笑)、同じようなことをしましたよ。ふふふ。
想いを伝えて、ありのままの自分もわかってもらうことも大切ですね。
これからも海と私のそばにいて下さいね(*^_^*)。
ありがとうございました。
Commented by soratoumihouse at 2012-07-27 10:42
鍵コメントのSさんへ
暑いですね~。朝からクラッとしちゃいました。
心から我が子を愛すること・・・それだけで最高の母親なんじゃないかな・・・というメッセージが、心にじんわりと浸透してきました。
海を育てていくときに、つい、敏感になってしまうところがあります。
ほんの少しの指摘でも、涙をポロポロ流してしまうことがある海なので、
激しく怒ったら、どれだけの恐怖になるんだろうって・・・。
でも、少しずつ強くなってきた海です。きっと、こんなお母さんのときもあるって、理解していってくれるかな・・・って思いました。
少なくとも、空を怒っている姿は見ているんですものね。へへへ。
今朝も、実はぐったりすることがありましたが、気持ちを楽に向き合うことが出来ました。
今日、Sさんが妖精になって、私の肩に乗ってくれたでしょう!
どうもありがとう~!
Commented by soratoumihouse at 2012-07-27 10:51
鍵コメントのUさんへ
気持ちを共有してもらったことだけで、本当に救われる。ありがとう。
わざとじゃなかったり、謝っていなかったりしたら、きっと落ち込まなかったと思うんだけど、ごめんなさい・・・と辛そうな顔で謝りにきた海に、大声で怒鳴ってしまったから、小さいな…私って思ってしまって・・・。
でも、人間だもん、そんな時もあるよね。きっと、これからだってあると思うけど、そういう私も、海のお母さんなんだってことをわかってもらえる心が、海に育つことを信じることにしました。

妖精の声、大人になっても聴こえる大人でいたいね・・・(*^_^*)。
今日は、ハガキを見て、癒されようかな・・・。
Commented by きーこ at 2012-07-27 20:21 x
海君ままさんへ

クライドルフの世界を私も堪能してきました。
なんと、優しい、温かな、可愛い世界かと、感動しました。
妖精が大好きなわたしです・・・
夢を感じ、世界の子供や大人にも、夢を抱かせる、
あの優しいタッチ・・・
特に、「くさはらのこびと]と[りんごの木をゆするこびと]に心惹かれました。

そして、思いついたこと・・・
海君ままさんが、クライドルフをご覧になった日だから、
尚のこと、海君を大きな声で、叱ったことに、
ご自分を責めていらっしゃるのでは?と感じました。

でも、大丈夫です・・・
時には、感情的に怒っても、海君は、ママが大好きだから・・・ね。

妖精の世界を時には、感じながら、夢をみましょうね。

海君妖精に、想いを馳せて、今日も祈ります。
Commented by soratoumihouse at 2012-07-27 21:33
きーこさんへ
きーこさんも行かれたんですね~(*^_^*)。
クライドルフの世界、本当に、大人もどんどん惹きこまれていきますよね。こんな風に、小さな命の世界をイメージ出来るクライドルフの心は
水のように透き通っていたんだろうなって・・・。
大切な人が亡くなって、悲しみの中にいた彼の心を、小さな命がいつも癒してくれたんですよね。
こびと達も、みんな可愛くて、私もかなり癒されました~。

きーこさんのおっしゃる通り、クライドルフの世界に浸らせてもらえた日だったからこそ、優しさをもてずに海に接したことを、強く反省してしまったのだと思います。

そして、あたたかい励ましの言葉を、心から感謝しました。
海もきっと、沢山の妖精たちに会っているんじゃないかな・・って思います。
日常は、バタバタしているけれど、私も、時にはゆっくり小さな世界を感じて、心をときめかせたいなって思います。

ありがとうございました(^-^)。

by soratoumihouse | 2012-07-26 23:36 | わたしのこと | Comments(8)