心がはずむような日も、涙で包まれてしまう日も、やっぱり生かされている大切な一日。


by soratoumihouse

忘れられない海の宿泊学習 ~1年生のとき~

忘れもしない、海1年生の時の宿泊学習。

今では、信じられませんが、1年生のときの海は、いろんなことに緊張して、緊張して、

とにかく、緊張すると泣いていました。

本当のところ、緊張が原因なのかは、わかりませんが・・・。

授業参観なんかも、毎年泣かれてしまっていました。幼稚部から、ずっと・・・。

毎年のことで、親の方が慣れてしまっていましたけどね(笑)。


宿泊学習という未知の体験。

どうかな~。楽しめるといいな~。

信頼している先生方に預けられる訳なので、親はドキドキ、ルンルン♪

寂しいけど、嬉しい。

ドキドキだけど、ワクワク♪ みたいな感情が、フツフツと自分の中で沸いていました。


パパと、空と、私。

想像を超えて、海のいない我が家は、自由でした。

海だけが、家にいないということは、今までないので、どういう感じになるかがわからなかったのです。


空を怒ることが多かった、あの頃。(今もか・・・(笑))

あれ?何をするのも、楽チンだぞ!

お風呂、食事、あらゆることが、スムースに流れていく。

怒ることなんて、全然なくて、何も言わなくたって、何でも出来る。


夜、ゆっくりテレビを観て、のんびりして、笑って・・・。

海だけが、いなくなって初めて気付きました。

いかに、普段の毎日は、「海」中心にまわっていたのかを。


何も神経を研ぎ澄ませることなく、ゆっくり過ごす、当たり前のようで、当たり前ではなかった時間。

空が怒ることをしていたのではなくて、海に合わせて動かなければならない毎日に、

空を付き合わせ、めまぐるしい夕方からの時間に、私の心に余裕がなかったことが、

空を怒ってしまう大きな原因だったのかもしれません。


海がいない夜。

寂しさより、気付かなかったことに、気付かさせてもらえたことの「悟り」の感情の方が強かったことを

思い出しました。

そう、気づかさせてもらえたのも、宿泊学習のおかげです。感謝!感謝!

たっぷり、のんびりな夜を楽しみました。


そして、朝。

朝も、夕方同様、いつもはバタバタ。

でも、あれ?

いつもと違うぞ!

空は、出した朝食を、自分でパッパと食べるし、あれ?私は何すればいいんだ?

やだ~!時間余ってますけど・・・。


そして、「いってきま~す!」と、空は、元気に学校へ行った。

シ~~~ン!

いつもなら、そこから海と過ごして、海を学校へ送る毎日。

そっか、世の中の、普通~の小学生は、勝手に学校に行ってくれるんだよね~。

海を送ることが当たり前の毎日だったから、全然気付かなかった。

ちょっと、羨ましくもなったけど、ま、いっか。

海が帰ってくるまでは、まだまだある。

むふふ。

スッピンOK!

だらっと、のんびり、海のいない時間をどうするか考えよ~っと!



電話が鳴った。

「は~い!○○○です。」

「あ、もしもし、(ん?聞き覚えのある声・・)○○○学校の~ですが・・・」


(NO~!いなかったことにする?だめじゃん、電話出ちゃった・・。

電話、切っちゃう?そりゃ、まずいだろ・・・。

やだやだ、何で担任の先生から電話がきたんだ?)


危機迫ると、人間って瞬時におかしな色んなことを考えるものなんだな~と実感。

「あの~、海くんが、朝方、吐いてしまいまして・・・。」

(迎えに来てってことよね?)

どこかで、まだ「様子をみてみます」なんて話して下さるんじゃないかなんて、淡い期待を抱いた

いけない母。

でも、「お迎えに行ったほうがいいですよね?」

(そりゃ、そうでしょ!)

「いいですか?来ていただいて。」

「はい、行きます!」



はい、「私の時間」終了~!!

急いで、準備をして、迎えに行きました。

海は、見る感じでは、全然元気そう。

でも、夜もあまり寝られなかったこと、朝方もものすごく早く起きてしまったこと、

ものすごい早く起きていても、じ~っと布団の上に座って、ただただ静かにしていたこと、

夜も、ほとんど食事をとれなかったこと・・・を先生から聞きました。


それは、やっぱり限界だったよね。

精一杯、頑張ったんだね。

「ありがとうございました!」とお礼を言って、海と帰りました。


ものすごく安心したのか、ほっとした顔をした海を、今でもよく憶えています。

朝は、様子をみて、少しだけ食べさせました。

吐くこともなかったので、お昼は海の希望を聞きました。

「何食べたい?」

「チーズバーガー(マック)。」


はいはい、時間ならいっぱいあるよ~。

マックに行きましょう~!

あっという間に、ハンバーガーをぺロリ。

吐いたのは、明らかに精神的なことが原因だったことがわかりました。


食べ終わって、時計をみたら、まだ、お昼前。

ふっ、ふっ、ふっ。

今頃、私は友達とランチだったのよ~という叫びは、飲みこんで、

こりゃ~、1日長いぞ~!!

海は、すっかり元気満々。


一気に、私は脱力してしまって、海は勝手に遊んでいるし、リビングでダラダラしていました。

しばらくして、海が3階から下りてきました。

少しして、私は3階に上がりました。

すると、3階のトイレのドアに、何やら全く解読不明の字が書かれている1枚の紙が貼ってありました。


ん?なんじゃ、こりゃ?と思い、ドアを開けたら・・・

ギャ~~~!

トイレの中は水浸し。

タンクのところからも、水が溢れています。

拭こうとしたのか、遊んだのかはわからない、それはそれは、恐ろしい量のトイレットペーパーが

そこらじゅうに、い~っぱい!


何なのこれ~!!

まだ、状況を説明できるほど話せる海ではなかったので、一応聞いてはみたけれど、まったくわからず。

はあ~。

あ~ん!なんでこうなるの~!

ため息をいっぱいつきながら、トイレをやっとの思いで、きれいにしました。


どっと疲れて、リビングのある2階に下りていきました。

キッチンで、色々用をしていたら、「ダッダ~ ダッダ~!!」という海の声が聞こえました。

何して遊んでいるのかしら?と、海の方を見たら・・・


恐ろしいほど細かくハサミで切った大量の紙を、大きなダンプカーの荷台にのせて、

「ダッダ~」と言っては、床に落とし、それをひたすら繰り返していたのです。


ギャ~~!!

ありえない量の細切れの紙が、リビングのいたるところに、ばらまかれていました。

「もう、やめてくれ~い!」と、母、半泣き。


ありえない。ありえない。ありえない。・・・ありえた。

昨日、海がいない時間を、いっぱい寂しがらないで、のんびり楽しんでしまった罰か?

前日が宿泊だったなんて、もう忘れましたよ。

あまりに、長くて、ボリューミーな1日。


長くなりましたが、海1年生の宿泊学習の思い出でございます。

忘れたくても、絶対忘れることはないでしょう。

正確には、「宿泊学習の思い出」ではなくて、「宿泊学習だったはずの日の思い出」だな・・・。


今年は、どんな思い出になるでしょうか・・・。

今年の宿泊学習まで、あと4日。

ドキドキ ワクワク・・・。

後日、ご報告いたしま~す!



もしも、夜中に呼び出しきても
車で迎えにいけなくなるように
え~い!飲んでしまえ~!と
悪いことをたくらみ中の母です。
「タクシーで行きなさい!」という
声がすでに聞こえました。
↓↓↓
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Commented by うーわぁ at 2012-06-16 19:59 x
昨日blogを読んだとき三度どんな宿泊学習だったのかしらと思ったら、一年生のときはそんな海くんには辛い、ママには苦い思い出だったのね(∋_∈)
海くん一晩いっぱいいっぱいだったのね。早朝におきても布団でジッとしていたなんて…読んだら切なくなっちゃった。ママがお迎えにきてくれてどんなにホッとしたか。帰宅後のボリュームな一日はママもドットお疲れ様でした。
私も介護傍らのときは息子に物凄い怒ってた。こちらがいっぱいいっぱいだし、お願いだから合わせてよ(-"-;)(>_<)って思ってました。いまが穏やかな母か?ってそれはまた別問題なんですが苦笑
今年の宿泊学習楽しめますように!
Commented by soratoumihouse at 2012-06-16 20:11
うーわぁさんへ
1年生の宿泊学習も、もちろん楽しいことも沢山あったと思うんだけど、
学校に泊まるという未知なる体験は、想像以上にドキドキだったんだと思う。食べられるものも、今より全然少なかったしね。
家に帰ってからのドタバタも、疲れ果てて、最後は笑うしかないって感じだったよ(笑)。
空には、今もだけど、いっぱい我慢させたな~って思うよ。反省。
今年の宿泊学習、私も楽しめることを祈ってるんだ~^^。
by soratoumihouse | 2012-06-15 23:27 | 海のこと | Comments(2)