心がはずむような日も、涙で包まれてしまう日も、やっぱり生かされている大切な一日。


by soratoumihouse

フェルジナンドが教えてくれたこと

海は、どこからどう見ても、元気くん!

まだちょっぴり、鼻水が出ますが・・・。

お家生活4日目。今日も、晴れ渡る空に感謝~!

いよいよ海も、外に行きたい気持ちが強くなってきました。

「今日と明日1日お家で過ごしたら、外で遊べるからね~。」と話したら、納得出来たようでした。


もうすっかり元気なので、今日はDSやYouTubeは時間を決めて(短めに)オーケーにしました。

学校で、時計の読み方を勉強していて、だいぶわかるようになってきたので、

「~~時半までね。」とか、「長い針が~~のとこにきたらね。そうしたら何時かな?」という風に・・。

やはり口だけでの説明だと難しいことも多いので、いつも使っている木の時計(手で回せる)

を使うとわかりやすいようです。

時計の読み方って、自分も子どもの頃、難しいな~と感じた気がします。

海も、ずっと、ずっと、何年も勉強してきて、少しずつですが、努力の成果が実ってきて、

嬉しい限りです。(先生方、ありがとうございます~!!)



海は、まだ、外では遊べないけれど、お家のベランダやバルコニーなら出てもオーケーよね!と思い、

今日は、3階のバルコニー(そんな立派なものではありませんが・・・・)でピクニックにしましょう!と

準備をしていると、海が気付き、「今日は、どこで食べるの?」と興味深々!

「今日は、3階のお外でピクニックにしよう~!」と言うと、

「わ~~い!やった~!やった~!」と大喜び^^。

空が遊びから帰ってくると、すぐに、「空、今日は、お外でピクニックだよ~!」と報告していました。


鶏胸肉を刻んで、卵、小麦粉、片栗粉、マヨネーズで作ったチキンナゲットは、とっても美味しくて

大好評でした!


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お家の3階とはいえ、やっぱり天気の良い日は、外で食べると気持ちがいいですね。


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空が、トンビを気にしていました。

「今まで、3階で何回も食べたことがあるけど、取られたことはないから、大丈夫だよ」と話していました。

そこから、話題はトンビに・・・。

空が、じい(私の父)と江の島に行った時のことを話し始めました。

「トンビが凄くてさ~、じいが、トンビに取られないようにって、ジャンバーを持ってる右手を挙げて、

ブンブン(手を挙げ、ブンブン回す真似をしている)回して、左手に食べ物持っててさ~!」と、

その、空のものまねが、なんか妙に、じいの姿が想像できて、空も、海も、私も、大爆笑!

笑いが止まらなくなって、あ~楽しい!

空と海の笑い声が、爽やかな青空に響きわたっていました。

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午後は、大好きな絵本を、のんびりと見ていました。

最近読んでなかった絵本を手に取りました。


岩波書店の「岩波の子どもの本」で、「はなのすきなうし」

マンロー・リック 著 ロバート・ローソン 絵 光吉 夏弥 訳 を紹介します。


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この絵本は、私が勤めていた幼稚園の女性の園長先生が、プレゼントしてくださった絵本です。

この絵本は、働いている時に初めて読んで、とっても大好きな絵本だったので、

プレゼントして下さった時、とても嬉しかったことを覚えています。


どういう絵本かというと・・・・。

昔、スペインに、フェルジナンドという名の可愛い子牛がいました。

他の子牛たちは、毎日、跳んだり、跳ねたり、頭を突きあったりして暮らしている中、

フェルジナンドだけは、いつも一人、草の上に座って静かに花の匂いを嗅いでいるのが大好きでした。

牧場の端のコルクの木の下が大好きな場所で、一日中、この樹の木蔭に座って花の匂いを嗅いでいました。


フェルジナンドのお母さんは時々、ひとりぽっちの息子のことが心配になり、

何故、他の子牛達のように、跳んだり、跳ねたりして遊ばないのかと訊ねます。

けれど、フェルジナンドは、自分はひとり、花の匂いを嗅いでいる方が好きなんだと答えます。

寂しがっていないことを知ったお母さんは、フェルジナンドを好きなようにしてあげました。


フェルジナンドはどんどん大きくなり、強い牛になりました。

他の大きくなった牛たちは、大きくなっても、一日中、つので突きあったり、頭をぶつけあったりして

過ごしていました。


みんな、華々しく闘う「闘牛」になるのが夢でした。

けれども、フェルジナンドは、相変わらず、コルクの樹の下で、静かに花の匂いを嗅いでいました。


ある日、牛使いたちがやってきて、闘牛のための乱暴な牛を探しにやってきます。

牛たちは、皆、我こそは!とアピールする中、フェルジナンドだけは、自分は関係ないというように

過ごしていました。


ところが、フェルジナンドはクマンバチの上に座ってしまい、痛さのあまり地面を蹴散らして、

暴れ回ったのです。


それを見ていた、牛使いの男達が、フェルジナンドを気にいってしまい、車に乗せて、

マドリードまで連れていってしまうのです。


大闘牛の日になり、街中がお祭り騒ぎになりました。

フェルジナンドは闘牛場の真ん中へ駆け込みました。

見物人たちは、皆、拍手喝采です。


ところが、フェルジナンドは見物の女の人達が、皆、頭に花を挿しているのをみつけると、

のっそりと座り込み、悠々と花の匂いを嗅ぎ始めるのです。

闘牛士がどんなにけしかけても、フェルジナンドは闘う気が全くありません。

ただ座って、花の匂いを嗅いでいるのです。


闘牛士たちは、自分の腕前をみせることが出来ないので、怒鳴り散らします。

とうとう、フェルジナンドは、元の牧場へ連れ戻されることになりました。


そして、フェルジナンドは、また、大好きなコルクの樹の下に座って、相変わらず、花の匂いを

嗅いでいるというお話です。

最後は、「フェルジナンドはとても幸せでした」という文章で締めくくっています。



幼稚園で働いている頃は、フェルジナンドのような子どもの意思を尊重して、大切にしてあげなくてはいけない

なと、教師の視点で読んでいました。


自分が親になってから、この絵本を読むと、新たに、母親の視点も入り、更に奥深さを感じます。

母親と言うのは、みんながみんなではありませんが、自分の子どもが仲間の中に入っていけなかったり、

一人でいたりすると、とても心配になります。


仲間はずれにされてるんじゃないか・・・とか、友達とうまく付き合えないんじゃないか・・・とか。

なんだか、自分まで、中に入れてもらえないような悲しみを味わってしまって、

勝手に色々考えて、沈んだ気持ちになってしまったりするのです。


逆に、子どもが、みんなと同じように遊び、輪の中に入っていたりすると、それだけで何だかとても

安心して、自分も中に入れてもらっているかのような安堵感を味わっていたりするものです。


海は、ある意味、フェルジナンドのそのものという感じなので、聞かなくてもそれが当然だし、

だからこそ、他に目を向けることを海がすれば、大きな成長と感じることも出来ます。


けれど空には、どうしても、フェルジナンドのお母さんが、最初心配したように、

友達との中に入れているとか、うまく付き合えているとかを意識してしまうのです。

今は、友達とも楽しく遊んでいて、単純な私は安心していたりするのですが、

中に入れてもらえないとかいう状況になると、また、心配してしまうでしょう。

でも、大切なのは、本当のところの気持ちを聞いてあげることなんですよね。

ひとりでいることを選びたかったのか、入りたいけど入れなかったのか・・・。


色んな子どもがいます。

本当に、フェルジナンドのように、自分が落ち着く場所や、自分が楽しいと感じることは、

平均的なその他大勢のような世界ではないのだとい子どももいるでしょう。

そういう世界が居心地がよいと思う子どもに、無理に、輪の中にいれようとしても、

努力させて、頑張らせて、一般的な理想の夢に向かわせたり、そういう人になれと必死に、

おしりを叩きながら、進ませようとしても、嫌なわけですから、苦痛そのものなんだと思います。


たとえ、頑張らせて、一般の理想の姿になったとして、心から喜んでいるのは、

親だけかもしれません。

喜んでいる、その陰で、子どもはやりたくもないことをやらされたり、嫌なことばかりで、

本当の自分の求める夢が叶ったわけではないので、苦しい気持だけが残るでしょう。


フェルジナンドのお母さんは本当に素敵です。

フェルジナンドの気持ちをちゃんと聞いてあげ、寂しくないことだけわかれば、その子の望む自由を

与えてあげているからです。


私は、ずっと空と海のお母さんです。

空と海の本当の気持ちを聞いてあげること、親が喜んでくれる道を進ませるのではなく、

空と海が、心から進みたい道を歩めるように、親の私自身が自ら邪魔することのないようにしなくっちゃと

心が引き締まりました。


最後の文章のように、空と海が、とても幸せでした・・・と思ってもらえるように・・・。


海の学校はかわいいフェルジナンドくんがいっぱいで、そんな世界も個性に溢れていて、

とっても素敵!と思う母でありました^^。


夜ごはんもいっぱい食べて、ん~、私が、コルクの樹の下で、花の匂いを嗅ぎながら、

のんびり寝たいわ~と、気分はすっかりフェルジナンドなのでした(笑)・・・。

食べすぎた~!


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Commented by メイプルツリー at 2012-03-29 09:41 x
大分良くなってきたみたいで良かったわ~!!!

本当に体調悪い時は、親も子もきついもんね・・・

でもそんな時でも、素敵なランチに優雅な時間を持てている
海ママ・・・本当に尊敬!
私も見習わないと!

「はなのすきなうし」私も大好き!
やっぱり、岩波・福音館はいつまでたっても不滅だわ!

今日は、遅番です!
行ってきま~す。
Commented by soratoumihouse at 2012-03-29 20:00
メイプルツリーさんへ
どうもありがとう!遅番もあるんだね。本当に偉いな~。
私こそ尊敬しちゃう。
私は、働いていないうえに、海のインフルエンザで外出出来なかったから、のんびり食事の支度が出来る訳で・・・。
働いていたら、てんてこまいになること間違いなし!
「はなのすきなうし」やっぱり好き~!?
ほんと!岩波、福音館は永遠よね~。好きな本がありすぎて、どれが好き?なんて言われても困っちゃうよね~^^。
Commented at 2012-03-29 22:23 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by うーわぁ at 2012-03-29 22:26 x
素晴らしいピクニックランチに目はハートになりました。子供達は幸せ~パパも!
同じ絵本でも保育者として読むのと、親として読むのでは変わってきますね。本当に本当が“幸せ”と思えるかどうか大切だって今一度思いました。本人の意思とは反対に親だけが幸せって思っちゃってることありますよね。
Commented by soratoumihouse at 2012-03-29 22:44
鍵コメントのUさんへ
すごーく、すごーく気持ちがわかります。
なんか、仲良く遊べているお友達が羨ましく思えてしまったりね。
でも、コメントを読みながら、お子さんのとっている行動は、とてもノーマルだと思いました。子どもも、入りづらい感覚はしっかりあると思うの。
でも、お母さんを誘って、輪の中に入れるということは素晴らしいよね^^。海にはない行動で、空にはあった行動だな~と読みながら思いました。きっと、お子さんも、居心地良く遊べて嬉しかったよね。
Commented by soratoumihouse at 2012-03-29 22:53
うーわぁさんへ
決して豪華な食材ではないけれど、器や、盛り付け方、食べる場所を、ちょっとだけ、楽しくなるように工夫するだけで、子どもも大人も、楽しい気分になれるよね(^-^)。
何度も読んだことのあるはずの絵本も、読む時期で、想いや感じ方も変わってきたり、より深く感じたりするよね。
子どもの幸せを追及していけるように、私もまだまだ修行しなくっちゃです^^。
Commented by leaftime at 2012-03-30 16:42 x
昔から、フェルジナンドは本当に幸せなんだろうか…と思い続けています。ほんとはさびしかったら?さびしいのに気付いていなかったら?…と。私がひねくれているせいでしょうか・・・
今もその疑問は変わりません。
そして息子を見ながら、やはりその疑問は変わらないのです。。。。

でも、「心から喜べるのは親だけかもしれません」という空海ママの言葉が心に刺さりました。そうなんですよね。頭ではわかっているのですが。
成長しないといけないのは親なんだ、と深いため息がでました。。。

がんばろう!!(笑)
Commented by soratoumihouse at 2012-03-30 21:38
leaftimeさんへ
ひねくれてなんかいないです^^。
優しい人だからこそ、本当の心を知りたいと思い、疑問に感じるのだと思います。
あくまでも主観だけれど、例えば、海のような子をフェルジナンドだとして、今でこそ自閉症も、様々な発達障害も認知され、多くの人の理解を得られるようになってきました。でも昔は、変な人、おかしな人、というようにみられていた時代があり、無理やり、その人の想いを無視して、行動を止めさせたりしたこともいっぱいあったと思います。
それがどんなに辛いことか、又、何が幸せかを誇張してお話にしたのかなって・・・。(入りきらないので、コメント二つになりまーす。)
Commented by soratoumihouse at 2012-03-30 21:57
また、他の例えでいうと、流行のかわいい洋服やスカートを、みんな買ってもらっているけど、絶対にスカートを履きたくない、ズボンがいい!という子(私もそうだった^^。)なんかもあてはまる気がします。
逆に、その他の牛の中にも、実は闘うことに興味がない牛もいたかもしれないですよね。流されてしまっていた牛(笑)?
このお話は極端だけど、実際はフェルジナンドの部分も、その他の牛の部分もあったりするような気がします。でも、このお話は、本当の幸せをストレートに表現したかったのかな~って。だから、極端なんだけど、私は大好きで、フェルジナンドの穏やかな性格がとっても癒されてしまうのです。絵本ってこうして人の心に問いかけてくれる。それが私を絵本好き
にさせた理由かもしれません。コメント嬉しかったです。
私も子どもの気持ちに気付ける母になりたいです(*^_^*)!
by soratoumihouse | 2012-03-28 23:34 | 絵本&お弁当 | Comments(9)