心がはずむような日も、涙で包まれてしまう日も、やっぱり生かされている大切な一日。


by soratoumihouse

反面教師

自分の親に対して、真似出来ないほど素晴らしいなと思うところと、

凄く、嫌だな~と思うところがあります。

もちろん、私を産んでくれて、育ててくれたことの感謝は大前提の上でですが・・。


私は、甘やかされた次女。

小学校の頃、忘れ物をした記憶が殆どありません。

なんてしっかりした、いい子でしょう!


いいえ、違います。

いつも、母が最終チェックをしていて、忘れ物のないようにしていたからです。

それじゃー忘れ物しない訳です。


自分が成長していくなかで、母の本当のところの思いに気づいていくものです。

母は、人の為に労力を惜しまず、人の為に尽くす人です。

この点は、私には到底真似出来ない尊敬するところで、母の生き方そのものだと

思います。


しかし、母は世間体をとても気にする人で、自分がどう思われているかをとても気にします。

いつだったか、忘れてしまいましたが、私の忘れ物がないことを、

自分がちゃんとチェックしていたからよと、ちょっぴり自慢げに私に話したことが

ありました。


まだ、わからなかった頃は、それが母の優しさだとそのまま信じていたときも

ありました。

でも、色々と自分が成長して、母は、忘れ物をさせる親と思われるのが、

何より嫌だったんだという事に気がつきました。

もちろん、自分の娘が怒られたり、忘れて悲しい思いをするのが

かわいそうだという愛情の部分もあったと思いますが・・。


人に迷惑をかけることに、物凄く敏感で、物凄く嫌い、挨拶をすることや、

お礼状、そういったたぐいの事に異常なほどしつこく言われてきました。

当然といえば、当然で、大切なことではあります。


でも、どこに行っても、誰と会う時でも、「こんにちは したの?」

「ありがとうは言ったの?」と、それはもうしつこく言われて(笑)、

子どもながらに、もうわかったよ!言ったから!と心で叫んでうんざりでした。



人から、何かをいただく時も、遠慮して断るのが礼儀みたいな、変な習わしで(笑)。

「そんな結構ですから~。」みたいなことを、何回も、何回も言っている母。

それを見て育った私は、そうすることが美しい礼儀なんだと思っていました。



小さな頃はそれが当たり前だと思って育った訳ですから、

うるさいな~と思っても、言われるがままに、そうするべきなんだと思って、

そうしてきました。


でも、自分とは違う育ち方をしてきた、沢山の人達との出会いのなかで、

考え方の違いや、生き方の違いに衝撃を受け、驚いたり、感動したり、

いろんな想いがそのつど溢れて、いかに「育ち」というのが、自分の人格形成に

大きな影響があるのかを思い知らされました。


以前、何かをプレゼントした時に、「結構ですから・・・。」と一度断るのが

当たり前と思っていた私にとって、「結構です」という言葉はなく、

「わぁ、嬉しい!どうもありがとう!」とプレゼントを受け取ってもらった事が、

とても気持ちが良くて、なんて素敵なの!と思ったことがありました。


子どもも一緒で、私は「いいです、いいです!」というのが当然でしたから、

笑顔で、「ありがとう!」と言われると、とっても気持ちがいいなって

思いました。



「ありがとう」というお礼も、「こんにちは」という挨拶も、

本来、人に言われて言ったり、したりする事ではないはずです。


私は、親になったら、絶対母みたいにうるさくしない!と強く思っていました。

でも、どうでしょう!自分が親になったら、そういう風に聞かされて育った

習慣というのは、よほど意識していないと、同じ事を子どもにしているのです。


「こんにちは言った?」「ありがとう言った?」というように・・・。

あんなに、母をうるさく思っていたのに・・・。

反面教師というのは、簡単そうで、とても難しいことに気がつきました。


忘れ物に関しては、やっぱり母のやり方はおかしいと思って、本当に嫌だったので、

空の持ちものや、時間割なんかは、忘れて行っても、そのままにして

おきます。

なので、空は早く学校行ったのに、走って戻ってきて、上履きをとりに

くる事がよくありました。


けれど、給食当番の白衣に関しては、人に迷惑をかけない!という母の教えに

異常に反応してしまう自分がいて、空が給食当番の時は、金曜に持ちかえり、

洗って、月曜日に持っていかないと、その週の子どもに迷惑をかけてしまいます。

なので、金曜に忘れてきたりすると、もう週末は学校の中に入れないので、

「もう~~~~~~~!」と怒るわけです。


今日は、テーブルの上に白衣がある事に気づいて、空は、まだ家を出たばかり

だったので、もうダッシュで追いかけましたが、姿はなし・・・。

いったい、どんな速さで学校までダッシュしているのか・・・。

結局、追いつかず、空の友達に会ったので、渡すように頼みました。


甘~~~~~~~い!

でも、迷惑かけるの嫌だし、アイロンだってきれいにかけたのに~~~!という

思いに負けてしまいました。


本当は、もう責任を自分でとらなければなりませんね。

反省です・・。


でも、これだけは、母と違います!

私は、忘れ物をさせる親だと思われたくないという気持ちは、不思議と

一回も思った事がありません。


これは、母との性格の違いか、そういう母の本心を知った時、

心底嫌だと思ったからなのかはわかりませんが・・・。


それにしても、「育ち」というのは、物凄い影響力だと痛感しています。

「育ち」の中で「気づき」があり、成長の過程の中で、自分はこうありたいという

ビジョンが出来る。


パーフェクトな人間はいません。

何をもってパーフェクトというのかも、結局自分基準のパーフェクトなので

いなくて当然です。


私の「育ち」の中で身についている習慣は、なかなか嫌でも取り払うことが

難しいけれど、やっぱり、それでも、こうありたい!と想う気持ちだけは、

大切にしていきたいと思っています。


少しでも、素敵だなと思った、その素直な感情を心に置いて、

人からどう思われているかではなくて、自分自身が素敵な人になれるように

難しいけど頑張りたいと思います。


空もいつか大人になって、親になったら思うんだろうな~。

「絶対、お母さんみたいにうるさくならないぞ!」って(笑)。

そして、そんな風に感じながら、同じように成長していくんでしょうね。


今では、母に「本当にそういうところが嫌だ!」と笑って話せるほど、

私も大人になったこと、母も感じていると思います。


次は、私が空や海からも?言われる番ですね!

こわ~~~~い!

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Commented by うーわあ at 2012-02-28 19:18 x
反面教師のはなしよ~く、よ~く分かります。小さい頃はそれが当たり前で自分の人格にも影響していてふと大人になってみると…うん?それって…
でも案外自分も育児に同じことしちゃっていたり。今度語りたいです!(b^ー°)
Commented by soratoumihouse at 2012-02-28 20:50
うーわあさんへ
わかってくれる~^^?嬉しい~!
今度、いっぱい語り合おう~!朝になるね(笑)。
それでもやっぱり母には感謝することばかりだけどね^^。
大人になっていくのって、大変だけど楽しいね!
Commented by メイプルツリー at 2012-02-29 10:21 x
元気~!!!

自分が親になって、時間がたってくればくるほど
本当に色々なことが客観的に見えてくるよね・・・
親のこともそうだよね。

うちの親は、子供に「そんなみっともないとこ見せていいの???」
ってくらい、良い所、悪い所包み隠さず見せられてきたから
ある意味人生の苦楽を身をもって教えてもらったなぁと
つくづく思うよ(苦笑)

本当に親の影響って大きいよね。

私の根底にある北海道魂が
それを物語っているわ!
Commented by soratoumihouse at 2012-02-29 19:29
メイプルツリーさんへ
私は、メイプルツリーさんと初めて出会った日の事を、よく憶えているの。気が合いそうだなって、すぐに思った。
それから、毎日のように一緒にいて、私にはないものを沢山もっていて、明るくて、優しくて、勇気があって、自由をいつも感じてきた。こんな素敵な子のお父さんや、お母さんは
どんな人なんだろうって思っていたの。
そして、ご両親に出会って、納得してしまった。
本当に素敵なご両親に、私までよく元気をもらっていました。メイプルツリーさんの北海道魂!最高!
これからも、北海道魂で、素敵に輝いてね^^。
by soratoumihouse | 2012-02-27 22:14 | わたしのこと | Comments(4)