心がはずむような日も、涙で包まれてしまう日も、やっぱり生かされている大切な一日。


by soratoumihouse

同じ悲しみを繰り返さないために・・・。

夕方、子どもたちがお風呂に入っている時に、ニュースを観ていました。

何気なく観ていたら、都内のマンションで45歳の母親と、4歳の息子の遺体が

みつかった・・・と。

すでに、死後1~2か月経過していたようで、母親の死因はくも膜下出血で、

男児は、衰弱死だといいます。

その男児は、知的障害があり、言葉をしゃべることが出来ず、誰にも助けを

呼ぶことが出来ず、胃の中は空っぽだったそうです。


新聞でその記事を読んだら、母親と二人暮らしで、1DKの室内で、母親は

床に倒れ、男児はそばのソファーで死亡していたそうです。

男児の体重は、4歳児の平均の半分ほどしかなく、冷蔵庫には、食べ物は

残っていたけれど、男児の胃の中は空っぽだったと・・・。


辛すぎて、悲しすぎて、涙が出てきて、やりきれない想いになりました。

母親が、きっと目の前で倒れ、動かなくなって、きっとまた起き上がって

くれると、何度もお母さんのそばで、起こそうとしたに違いありません。


知的障害もあり、まだ、小さくて、ことばも出ない。

誰かに助けを求めるなんて、経験としてもないでしょうし、難しすぎることだと

思います。

お腹がすいたって、自分で冷蔵庫から何かをみつけるなんて、思いつかないでしょう。


その子にしてみたら、お母さんがすべてだったのだと思います。

その子の心のことばをいつも聞いてくれていたお母さん。

知的障害があり、言葉がなかったことでの生きづらさを、お母さんの愛で

埋めて、共に愛を心に満たしながら、寄り添って暮らしていたのでしょう。


そのお母さんが、動かなくなってしまった。

動かなくなって、冷たくなって、そばに寄ってもやっぱり起きてはくれなくて。

お腹がすいて、食べるものがなくて、ただ苦しみと、悲しみしかない日々。

お母さんが目の前にいるのに・・・。

いつもみたいに笑って、ごはんを作ってくれて、抱きしめてほしい。

そう願いつづけていたのかもしれません。


お母さんが亡くなって、ただ一人で、動かなくなってしまったお母さんと

食べることもできないまま、寒かったでしょうに、暗い夜を耐え、

朝が来て、部屋に光は射しても、外で人の声はかすかに聞こえても、誰も来てくれず、

ただただ、苦しくて、悲しくなるばかりの、長い一日を過ごしていたのかと思うだけで、

ごめんね。こんなに沢山の人が、いっぱいいっぱいいるのに、

助けてあげられなかった。


障害をもっていても、もっていなくても、小さな乳児や幼児は、自分で

助けを求めていくことは、とても難しいことです。

確かに、昔と比べると、近所付き合いも浅く、マンションなどでは、

どこにどんな家族構成で住んでいるなんて全てわかるはずもなく・・・。


でも、知らない人だから・・ではなくて、何かおかしい(郵便物が異常にたまっている

とか・・)と思ったら、何となく流してしまうのではなく、行動を起こすべきなんだ

と気付かされました。


こんな、辛く悲しいことは、もうあってはほしくありません。

でも、もし私が倒れたら、どうしたらいいのかということを考えて、

特に海にはわかりやすい方法で考え、伝えなければならないと思いました。

ことばが出なかったり、身体が不自由だったり、自閉症のように、

コミュニケーションをとるのが難しかったり、乳児や、寝たきりのお年寄りだったり。


助けを求めることが困難な人たちに合わせた、出来る限りの方法を考えて、

何かしら対策をとらなければいけないなと思いました。


苦しくて、苦しくて、苦しかったその子が息絶えた場所は、倒れて動かないお母さんの

そばだったことが、耐えられない悲しみの中で、雄一の救いのように感じました。


誰も助けてあげられなくて、本当にごめんなさい。

いっぱいの苦しみを、寂しさを、何日も何日も小さな身体と心で耐えたんだね。

今は、お母さんの笑顔を見ながら、いっぱい抱きしめてもらっているかな。

神様のいる天国で、幸せそうに笑う親子を信じて、祈ります。

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Commented by RURU at 2012-02-23 23:43 x
涙が出ます…
ほんとにそんな感じだったと思います。逆にそんな感じでなかったら…と思うほど辛いシーンですね
( ; ; )
いつやって来るか分からない事だから、キチンと伝えないといけないですね。以前まだ私が中学生の頃隣の奥様がクモ膜下で倒れ泡をふいていたのに子供はビックリして恐くなって誰にも知らせず学校に行ってしまいました。ご主人が戻られて急いで救急車を呼びましたが長年の植物状態の末亡くなりました。何も責められない出来事ですが考えさせられますね。
元気なうちに?大丈夫と思う時に伝えなければいけませんね!
Commented by うーわぁ at 2012-02-24 10:02 x
このニュース私も大変悲しくなりました。どんな思いで男の子は過ごしたのか。それを考えると本当に涙が出ます。各家族が進んだ結果でしょうか。お母さんと男の子の御冥福をお祈りします。神様のもとでお母さんと男の子がまた笑顔で暮らせますように。
Commented by soratoumihouse at 2012-02-24 20:29
RURUちゃんへ
RURUちゃんが中学生の時に、そんな事があったのね。
やっぱり、急に親が倒れたりしたら、子どもは動揺するよね。そう思うと、空にもしっかり話さないといけないな~って思いました。
いつ、どうなるかなんて誰にもわからないもんね。
悲しみから学んで、一人でも悲しい人が増えないようにしていきたいね。
Commented by soratoumihouse at 2012-02-24 20:35
うーわぁさんへ
こんな悲しい出来事は、ニュースで知るだけでも苦しくなるけど、やっぱり逃げてはいけないなって思ったの。
悲しみと向き合って、男の子の毎日を想像して、今、出来る事を考えることが、大切なのかなって。
きっと、天国でいっぱい笑っているよね。そう、信じられるだけで、心が救われるね。
by soratoumihouse | 2012-02-23 23:23 | 海のこと | Comments(4)